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Cast >>Stepin Fetchit (Porter), Francine Everett (Betty Washburn), Lou Swarz (Cora Washburn), Gertrude Saunders (Mabel Page), Ed Hunter (Mr. Powers), Duke Williams (Tom Powers) ...
Director >>Bud Pollard
Writer >>
Producer >>E.M. Glucksman
Genre >>Comedy
Country >>USA

 総合ポイント 3.5点/5点満点中
内容 >>3 演技 >>4 演出 >>3 音楽 >>4

 レビュー
But thats OK, cause I'm still fly
シュガー・ヒルの高級アパートでメイドの仕事をしていたコーラ(ルー・スワーズ)。コーラは女手一つで娘のベティ(フランシーン・エヴェレット)を音楽学校に通わせて、立派な女性に育てあげた。そのベティが、裕福な家庭に生まれ育った軍人のトム(デューク・ウィリアムス)と出会い恋に落ちた。そのトムの両親がベティを訪ねてくるというのだが、貧しい事を知られたく無い為にベティは母コーラに泣きつく。コーラはポーター(ステッピン・フェチット)と共に自分が働いているアパートの一室を勝手に借りるのだが...

元々は大手映画会社で編集の仕事をしていたバド・ポラード監督作品。彼は白人だが、沢山のB級黒人映画を撮っている。1943年にレナ・ホーンが「ストーミー・ウェザー」でセンセーショナルな人気となってからは、各社がレナ・ホーンのようなスターを探していた事がよく分かる。この映画の娘役もレナ・ホーンのような色が白くて細くて歌える女性。そしてこの映画は少々無理ぽく、彼女の歌やステッピン・フェチットのパフォーマンスにタップや踊りをねじ込ませている。

当時のタップや踊りや歌が好きな人には面白い作品。ただこの当時はこのような映画が多かったので、その中に完全に埋もれてしまう特徴のない作品でもある。
(Reviewed >> 9/14/11:DVDにて鑑賞)

 100本映画
タイラー・ペリーは誰が何と言おうと今一番ホットな映画業界人だ。手がけた12作品全てが興行成績で大成功。あのとても大手とは言えなかったライオンズ・ゲートをあそこまでにさせたのもタイラー・ペリーのヒット作のお陰。そのタイラー・ペリー自身だって、フォーブス社の「2011年度エンタテイメントでもっと稼いだ業界人」では、あのジョニー・デップやブラット・ピットを抑えて、1位に選ばれたのだ。しかし、スパイク・リーからは「馬鹿げた映画」と批判されている。最近でもジャーナリストのトゥレーからも「最悪の映画監督」と言われてしまっている。しかしその批判はブラックムービーの歴史の中で、タイラー・ペリーが最初ではなかった。ペリーと同じように批判されていたのが、Stepin' Fetchit (ステピン・フェチット)だった。奇しくも彼の本名もペリーだった。

ステピン・フェチットは巨匠ジョン・フォードの映画にも出演していた。そして黒人の最初の億万長者だといわれている。ピーク時には16人のメイドが居たという。しかしフェチットは映画の中で、怠け者で愚か者を演じ続けた。多くの批判がフェチットを苦しめた。しかし彼はそういう役を演じる事を止めなかった。

そのフェチットが出演の作品。この当時の映画の走り。物語に当時流行りの歌や踊りを混ぜた作品。マムス・マーブリーの「Boarding House Blues / 日本未公開 (1948)」と同じ。この当時の映画はニューヨークが舞台で流行の踊りや歌を発信していた。ニューヨークでも舞台は、ウェズリー・スナイプスがマイケル・ライトと渋い兄弟愛を麻薬戦争と共に描いていた「Sugar Hill / シュガー・ヒル (1994)」と同じくシュガーヒル。ここにある高級アパートが舞台。物語は貧乏な娘が裕福な男性と結婚する事でめでたしめでたしとなるシンデレラストーリー。そこに歌や踊りが混ざっている。物語はありきたり。やっぱりメインは歌とか踊り。フェチットもなんともいえないメイスのラップみたいなボヤキ歌とタップを披露している。でも主役はフェチットではなくて、フランシーン・エヴェレット。彼女はハーレムで一番美しい女性と言われた人。この当時だけあってレナ・ホーンみたいにライトスキン。

タイラー・ペリーやステピン・フェチットの人気は、黒人のステレオタイプのイメージを助長する事で白人の観客を満足させ、興行成績に結びつけているのか... それとも黒人の観客が心から楽しんでいる事で、興行成績に反映されているのか... 1つだけ言える事は、そういう役や映画を作っているのは彼らだけじゃない。フェチットの時代にはウィリー・ベストやマンタン・モアランドという俳優が居た。彼らもそこそこ成功はしていたけれど、フェチット程ではなかった。今だってタイラー・ペリーだけがそういう映画を作っているとも限らない。黒人と白人の両者が彼らを欲しているのは確かだと思う。これを見る限り、やっぱりフェチットは何か特別なものを持っていたように感じる。

 トリビア
バド・ポラードによるミュージカル映画。黒人俳優で初の億万長者になったと言われているステッピン・フェチットも共演。

 その他

 受賞歴

 サウンドトラック


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http://www.imdb.com/title/tt0126815/
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Last Modified: 2004-11-08
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