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Cast >>Rob Brown (Ernie Davis), Dennis Quaid (Ben Schwartzwalder), Charles S. Dutton (Pops), Clancy Brown (Roy Simmons Sr.), Aunjanue Ellis (Mother of Ernie Davis) ...
Director >>Gary Fleder
Writer >>Robert Gallagher (book), Charles Leavitt
Producer >>John Davis
Genre >>Drama
Country >>USA
Release (US) >>10 / 03 / 2008

 総合ポイント 4.25点/5点満点中
内容 >>5 演技 >>4 演出 >>4 音楽 >>4

 レビュー
Not Just Running Ball
アーニー・デイビスは訳あってずっと祖父母の所に住んでいたが、12歳の時に母が再婚しニューヨークのエルマイラに住む事になった。そこでフットボールチームに参加し、高校もエルマイラの高校に通い頭角を現した。その時、大学フットボールのスーパースターのジム・ブラウン(ダリン・D・ヘンソン)はシラキューズ大で活躍していたが、プロに転進するので大学は新しいスターを探していた。彼等はアーニー(ロブ・ブラウン)をチームに引き入れたが、アーニーを第2のジム・ブラウンに仕立て、さらに人種差別とも戦わないとならなかった。

50年代・60年代に活躍したスポーツ選手にスポットを当てた作品。前にも「Glory Road / グローリー・ロード (2006)」や「Remember the Titans / タイタンズを忘れない (2000)」等があって、それらと作りは全く似ている。しかし、それらの作品にはあまり惹かれなかったが、この映画には惹かれた。多分アーニー・デイビスという人物の魅力が大きかったんだと思う。またジム・ブラウンという人物は誰もが知っているからだと思う。またそのジム・ブラウンという存在が大きかったから、アーニーがジム・ブラウンに憧れながらも、ジム・ブラウンの影に悩まされたという話しは非常に興味深い。またフットボールをやる者がみな憧れるハイズマン賞を黒人として始めて受賞して、プロの世界で明るい未来が待っていながら病気に侵されてしまうという悲劇。でも懸命に練習し誰よりも努力していた姿を見ると、やはり胸が熱くなってしまう。

スポーツはどうもそのスポーツだけに一生懸命になっていると思われてしまう傾向にある。日本でも拳キチとか野球狂なんて言葉もある。でもこの映画でも台詞に「ただボールをもって走ってるだけじゃないんだぞ」という言葉もあるように、アメリカにおいての黒人達はそれ以上の物とも戦っていたのが良く分かる。特にアーニー・デイビスはそれらと戦って、そして人生を駆け抜けてしまったのだ...
(Reviewed >> 1/22/09:DVDにて鑑賞)

 100本映画
実在したフットボール選手の物語です。あのフットボール選手として最高選手だったと言われ*1後に俳優としても活躍するジム・ブラウンの大学の後輩アーニー・デイビスの物語。アーニー・デイビスは、その先輩のジム・ブラウンも成し得なかったカレッジフットボールで優勝し、MVPを獲得し、しかも黒人初のハイズマン賞にも輝いた選手。ジム・ブラウンは大学でも大活躍して、その後にプロのNFLでも活躍。フットボールの選手生活の絶好調期に引退して、俳優になりました。ジム・ブラウンは70年代のブラックスプロイテーション映画の先駆者の一人。そのジム・ブラウンも、もちろんこの映画では描かれています。演じたのがダリン・D・ヘンソン。意外ー。ジム・ブラウンのイメージはないですわ。

Stomp the Yard / ストンプ・ザ・ヤード (2007)」のグラント役やテレビ版の「Soulfood」のレギュラーだった俳優です。線の細いイメージがありました。そして主役のアーニー・デイビスを演じたのが、ロブ・ブラウン。「Finding Forrester / 小説家を見つけたら (2000)」でオーディションで合格してデビューしたシンデレラ・ボーイ。しかもオーディションを受けた理由が、携帯電話を使い込んでしまってその資金稼ぎ。今はその携帯電話を使いすぎた事に感謝ですね。一時期はもう俳優しないのかな?と思っていたら、「Take the Lead / レッスン! (2006)」に出ていて嬉しかったです。今回の映画では彼の俳優としての才能がさらに開花していると思います。

そのアーニー・デイビスは大学フットボールで大活躍をしながらも、プロのフットボールでは活躍出来ませんでした。ジム・ブラウンと同じクリーブランド・ブラウンに所属してました。でも一度も試合に出る事はありませんでした。その間に彼には悲劇が起きてしまいます。何にも悪い事はしていません。アーニー・デイビスが人一倍練習していた事は映画ではあんまり触れられていませんが、努力家だった事は映画で一目瞭然です。白人の大学に入っていった先駆者のジム・ブラウンも大変だったと察しますが、そのすぐ後を継いだアーニー・デイビスも別の意味で大変でした。みんながジム・ブラウンのような活躍を期待していたからです。活躍すればするで、ジム・ブラウンの二番煎じとして扱われてしまったりします。でもジム・ブラウンとアーニー・デイビスの関係は深いものだったようです。ジム・ブラウンはどちらかと言うと人見知りで一匹狼みたいな所があったようですが、アーニーだけはすぐに受け入れてとっても可愛がったようです。それはこの映画でも描かれています。DVDのボーナス映像でジム・ブラウン自身がアーニー・デイビスについて語っている映像もあり、それはとっても心に染みてきます。だからこそ、とっても面白い映画になったのだと思います。アーニー・デイビスの人柄ありきです。

感想にも書きましたが、同じような映画にデンゼル・ワシントンの「Remember the Titans / タイタンズを忘れない (2000)」とかありますね。あちらは監督からの視点。そしてバスケットボールですが「Glory Road / グローリー・ロード (2006)」は時代背景といい似てますね。水泳の「Pride / 日本未公開 (2007)」も似てますが、時代背景がちょっと違うかな。今ではフットボールというと黒人選手が活躍し、昔は皆無だったクオーターバックというポジションですら黒人選手が活躍し、ヘッドコーチが黒人というのも珍しくありません。ジム・ブラウンのような選手が扉を開ける前は、野球やバスケットボールと同じく、チームに黒人選手がいる事すら皆無だったのです。そういう時代背景も描かれていますが、それだけじゃなくて先に書いたようにアーニー・デイビスという人を描いていたと思います。

フットボールのシーンも迫力があって面白かった。「Any Given Sunday / エニイ・ギブン・サンデー (1999)」や「Friday Night Lights / プライド 栄光への絆 (2004)」等を手がけたフットボールコーディネーターが手がけ、NFLの元選手や大学フットボールの元選手を使って試合を再現しているそうなので迫力がありました。最近は夫の影響もあり、NFLよりも大学フットボールの方が好きです。大学のシーズンはちょっと前に終わってしまいましたが、NFLではあともう少しでスーパーボウルですね。フットボールシーズン最高潮です。それにしてもフロリダ大学強すぎ。そういえば、この前のカレッジのテキサス対オハイオ戦では、プライヤーコスビーなんていう夢の対決もありました。ラストネームが同じなだけだけど。でも両選手共に前途有望な選手です。でも彼等の今があるのは、ジム・ブラウンやアーニー・デイビスの努力あってだと実感します。

 トリビア & etc...
実在したフットボール選手アーニー・デイビスの物語が映画化。アーニー・デイビスは黒人初のハイズマン(全米大学フットボール選手の優秀者に贈られる名誉ある賞)に輝いた選手。俳優としても知られるジム・ブラウンの後輩。
「小説家を見つけたら」や「レッスン!」のロブ・ブラウンがデイビスを演じる。

 受賞歴

 サウンドトラック
1. Prologue
2. Jackie Robinson
3. Elmira
4. Lacrosse
5. Training
6. A Meeting
7. A Good Man
8. I'm Staying In
9. Cotton Bowl
10. Don't Lose Yourselves
11. Ernie Davis
12. Heisman
13. Draft
14. Rain
15. I'm An Optimist
16. What Kind Of Bottle
17. The Express

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 リンク
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 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt0469903/
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Express
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=337343

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Last Modified: 2009-01-22
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