|
●● レビュー "Love is an action word"チャスティティ(シャノン・デイド)は弁護士で、ヴェトナム戦争帰還兵のおじウィリアム(ビリー・ディ・ウィリアムス)の軍から貰える筈のベネフィットをちゃんと貰えるように奮闘していた。今はスポーツエージェントの恋人ジャマーカスと幸せに暮らしていた。しかし、チャスティティの反対を押し切って陸軍に入隊し、イラクへと去った恋人デビン(レオン)が戻ってきた。デビンはチャスティティが自分の友人であるジャマーカスと付き合っている事に憤慨したが、今でも愛しているとデビンはチャスティティに伝えるが... 非常に古臭い設定ではあるが、レオンが演じてしまうと、それは素敵なロマンス物語になる!この舞台の演出家ジェケリアス・ジョンソンの2作目となるが、やっぱり主役はレオンである。と思ったら、今回は70年代の黒人にとっての最高なアイドルであるビリー・ディ・ウィリアムスが出演!こちらも全然負けていない!!という事で、70年代のアイドルと90年代のアイドルという新旧アイドルががっぷり四つで共演。しかも2人ともにサービスたっぷりに演じている。両者負けられない!という雰囲気が良い方向に向かっている。 レオンとビリー・ディ... 黒人映画界が生んだ最高にスワガーでダッパーなアイドル2人のこれでもか!という演技合戦が楽しい舞台の記録だ。 (Reviewed >> 5/1/14:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 という訳で、この前の「Friends and Lovers / 日本未公開 (2005)」に続いてレオンが主演でジェケリアス・ジョンソン演出の舞台を撮った作品です!レオンも出ているんだけどね、なんと言ってもビリー・ディー・ウィリアムスも出演しているのー!レオンが90年代のブラックムービーの王子様なら、ビリー・ディーは70年代のブラックムービーの王子様!ダイアナ・ロスと共演した「Lady Sings the Blues / ビリー・ホリディ物語/奇妙な果実 (1972)」とかも王子様感たっぷりでしたねー。そして「スター・ウォーズ」のランド・カルリシアンね。稀代のプレイボーイ。そんな2人の白馬に乗った王子様が出演の「夫をゲットする3つの方法」とは?弁護士のチャスティティ(シャノン・デイド)は、ヴェトナム戦争帰還兵でPTSDで悩んでいるおじのウィリアムス(ビリー・ディー・ウィリアムス)がちゃんと障害年金が貰えるように奮闘していたが、書類を無くされたりで中々上手くいってなかった。恋人のジャマーカスはスポーツエージェントで、優しかったが、ウィリアムスを助ける事にはあんまり賛同していなかった。それはウィリアムスの兄弟である父や母も一緒。ウィリアムスは、今現在ホームレスで、同じホームレスの若者ジェローム(レジー・レグ)と生活していた。そんな所にハリケーン・カトリーナから逃れてきたホームレスの女性コリーサ(パンキン・フローム・プルート)がやってきた。一目ぼれしてしまうウィリアムス。しかしコリーサは結婚してくれないと嫌!と拒む。ウィリアムスもPTSDの事は内緒にしていた。そんな所に、ジャマーカスの友人でチャスティティの元恋人であるデビン(レオン)が帰ってきた。彼は陸軍に所属し、自らイラクへと渡って2年間戦争に従事していたのだ。デビンは友達のジャマーカスが自分の恋人チャスティティと付き合っている事を知らずに... 前作は人気作家の小説を舞台化していたが、今回はジェケリアス・ジョンソンのオリジナル。って、誰よ?って感じよね。私もそう思う。彼はタイラー・ペリーのフォロワー的存在。全米各地を舞台で回っている演出家。「I'm Ready Productions」っていう会社を作って、人気作家の小説を舞台化したり、オリジナル舞台を制作している。その舞台の映像をDVD化して成功を収めている点でも、タイラー・ペリーと同じなのです。しかも彼の場合は、この作品のようにレオンやアレン・ペイン(ニュー・ジャック・シティ)やヴィヴィカ・A・フォックス(インディペンデンス・デイ)やロビン・ギブンス(ブーメラン、マイク・タイソンの元嫁)などという、大活躍した黒人の間ではよーーーく知られている俳優を使うことでも有名。従兄弟のゲイリー・ガイドリーと共にプロデュースしている。 という事で、この舞台では新旧王子様の対決ね。というか、直接対決はしていないんだけど、レオンが情熱的に女性に愛の告白をすると、ビリー・ディーも渋ーーい声で告白したりする。ビリー・ディーへの黄色い声援も凄いのよー。70代なのに!!そういえば、この前ビリー・ディーが「アーセニオ・ホール・ショー」に出演していたけれど、その時にも渋ーーーい声で他人のナンパ必勝語を言わされていたわ!その時も女性たちはうっとりしてましたっけ。ビリー・ディーは、「スター・ウォーズ」でビリー・ディ=プレイボーイと思われているけど、実生活でも3回結婚しているけど、70年代に日本人女性と結婚して、それ以降は安定していて、彼女と続いているんだよねー。娘さんは「ハナコ」さん。ビリー・ディの趣味であるアートに進んだらしい。しかも奥様のテルコさんは、あのウェイン・ショーターの元奥さんでもある!豆知識ね。 ビリー・ディーはその「アーセニオ・ホール・ショー」で、「スター・ウォーズ」の最新作に出る気満々だったけど、出ないよね... 舞台自体は、面白いんだけど、話の面白さは前の「Friends and Lovers」の方が捻りがあって面白いかなー。こちらは割りと単純。やっぱり小説家の方が話しは面白いんだろうね。でもレニー・ウィリアムスが一曲歌っていたり、レジー・レグがデンゼルとかレッド・フォックスとかビル・コズビーの真似していたりする!前回は映画の名前が出てくる事が多かったけど、こちらは主にTV番組だった!!でも、タイトルの「3つの方法」がイマイチ分からなかった... (1231本目) |
●● トリビア |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
●● 関連記事 |
|
●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt2076777/Not available from Wikipedia Not available from Allcinema |
|
|