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Cast >>Morgan Freeman (Alex Carver), Diane Keaton (Ruth), Cynthia Nixon (Lily) ...
Director >>Richard Loncraine
Writer >>Jill Ciment (novel), Charlie Peters (screenplay)
Producer >>Curtis Burch, Morgan Freeman, Lori McCreary, Tracy Mercer, Charlie Peters
Genre >>Drama
Country >>USA
Release (JP) >>01 / 30 / 2016

 総合ポイント 3.5点/5点満点中
内容 >>3 演技 >>4 演出 >>4 音楽 >>3

 レビュー
Intricated junction in New York
アレックス(モーガン・フリーマン)とルース(ダイアン・キートン)は40年も住んできたアパートを売ろうとしていた。年を老いた2人には階段の無いアパートは辛くなってきたのである。ルースの姪リリー(シンシア・ニクソン)は不動産の仕事をしているため、2人のアパートなら億になるだろうと、やる気満々。しかしアレックスはどこか心に引っかかる物があった。明日はオープンハウスだというのに、子供の居ない2人の子代わりであった犬のドロシーが具合を悪くしてしまう。そして街で起きたテロリストの爆弾事件のせいで、不動産の価値化も下がってしまうかもしれない... アレックスとルースの終活は波乱の幕開けでもあったのだ。

モーガン・フリーマンとダイアン・キートンという燻し銀の2人による終活ドラマ。と言っても終わらないけどね!40年という月日を一緒に歩んできた2人。結婚して2年程経った時に出会ったアパート。そのアパートを売ろうとした時に、様々な事が起きて40年を振り返る。しかもニューヨークという街がそれを余計に複雑にしてしまう。もう出てくる人もニューヨークの街も面倒くさい!となってしまうほど。出てくる人は良く言えば個性的、だけど、私には面倒くさい人たちにしか見えませんでした。嫌な人が多い。人と関わろうとすると、なんだか面倒が付きまとう。でも犬のドロシーが可愛い。立った時は、ハイジでクララが立った時のようなあの感覚で泣きそうになった。

ラストもやっぱりそうなのね。と、結局主役のアレックスとルースも散々周りを振り回して面倒な人たちだと思いました...
(Reviewed >> 8/12/15:DVDにて鑑賞)

 100本映画
モーガン・フリーマンとダイアン・キートンが老夫婦を演じているドラマ。モーガン・フリーマンはプロデュースもしている。ニューヨークのマンハッタンとブルックリンが舞台。なんていうか、終活ドラマでもある。子供が居ない夫婦の終活。モーガン・フリーマン演じるアレックスと、夫婦の子供代わりである犬のドロシーが、住んでいるアパートの階段の上り下りが辛くなってきたので、アパートを売り出そうという事で始まるストーリー。

シンシア・ニクソンが演じるのが、ダイアン・キートン演じるルースの姪のリリー。リリーは不動産のお仕事をしている。2人のアパートを売れば、億にはなるだろう!とやる気満々なので、ちょっとうるさいキャラクター。まあそのウルさ加減が上手い。不動産の事が分からないアレックスとルースはリリーに丸投げ。しかしアパートを売るにしても、今度住む所は決めていない...「えっ!」と日本人はなりますよね。アレックスは40年住んだアパートに愛着はあるし、階段もまあ何とかなるであろうと思っている。男性はありがちだよね。自分の老いを認めない的な感じ。ルースはそんなアレックスが心配。アレックスを少しでも楽にしてあげたい。

2人は40年以上連れ添った夫婦。アパートを売る事になって、何となく過去を振り返る。ニューヨークいえど、2人の結婚には偏見などがつきまとった事も描かれている。そんな2人の若い頃を演じた2人も感じ良かったです!

でもまあ一番感じいいのが、犬のドロシー。可愛い。とにかく可愛い!最後は、私も泣きそうなったくらい。名優犬。

その他がとても感じ悪い!感じ悪いというか、面倒くさい人たちばかりである。オープンハウスをハシゴする女性とか、やたらと上から目線のバイヤーとか、値踏みする不動産の女性とか、アパートを売ろうとしている夫婦とか。あーー、こんなにニューヨークの人々は面倒くさいのか!と思ってしまった程に面倒くさい。いい人居ないの?ギスギス感が凄かった。そんなに我慢してまで住みたくないなーと。確かに面倒くさい人はアメリカに多い。でもあそこまでやられると、酷いよね。

でも極めつけに面倒くさいのがアレックスとルースだったりしちゃいます。ラストは、やっぱりそうなるんかーい!と。最初から分かってたよね???と思ってしまったです。リリーの去り際シーンが面白いんだけど、リリーの気持ちがよーーーく分かったよ。私もああなるわ!

 トリビア
モーガン・フリーマンとダイアン・キートンが主演。トロント映画祭にて上映。

タイトルが「Ruth & Alex」から、「5 Flights Up」に変更。2015年5月8日から、アメリカにて限定公開予定。

 その他

 受賞歴

 サウンドトラック


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 リンク
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 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt2933544/
http://en.wikipedia.org/wiki/5_Flights_Up
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=354251

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Last Modified: 2014-09-03
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