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●● レビュー "He owes me"(Reviewed >> 4/27/18:劇場にて鑑賞) |
●● 100本映画 義理堅いタラジ・P・ヘンソンの情に厚い女気が恨みに代わる時タラジ・P・ヘンソン主演、タイラー・ペリー監督のスリラー作品。タイトルの「Acrimony」って、アメリカ人でもあまり聞かない英語だそうで、これが公開する前、辞書サイトに調べる人が殺到したそうだ。辛辣とかとげとげしさとか恨みとか... そういう苦々しい意味を持つ言葉。 裁判所から接近禁止命令を受け、そしてカウンセリングを受けていた女性…… メリンダ・ゲイル(タラジ・P・ヘンソン)という女だった。カウンセリング中、彼女は大学時代の話を始める。ロバート(リリク・ベント)という男にメリンダが初めて会ったのが、その時だったからだ。彼らは出会い、そして恋に落ちた。ロバートは発明家で大きな夢があったが、それ以外は要領も悪く、いわゆるうだつの上がらない男ではあった。そんなロバートをメリンダは献身的にそして経済的にも支えたが、他の女性ダイアナと浮気している所を発見してしまい、メリンダは衝撃的にリベンジしてしまう。しかし、その後仲直りをして、結婚。相変わらずうだつの上がらないロバートだったが、発明したものをとある会社に売り込んでいた。その会社にたまたま働いていたのが、ダイアナだった。2人は接近していくが... オスカーノミニーでもあるタラジ・P・ヘンソンって、オファー断らないんじゃないかな?って位、たまになんで?っていう作品にも出たりする。多分、今回はタイラー・ペリー作品だったから出たんだろうなーとは思う。結構義理堅いんじゃないかと。出だしはニーナ・シモンが掛かったりして、とても期待出来るんだけど、やっぱりーって感じ。『Empire 成功の代償』で、タラジ・P・ヘンソンがキーキー言っているのは面白いんだけど、この映画でクレイジーに仕返ししていくのは、面白くなかった。ヘンソンが演じた女性が、どんどんクレイジーになっていく様は、あの状況からは理解出来るんだけど、共感は全く出来ない。まあ、タイラー・ペリーの作品なので、どこかで自分や他人を許すことをしないと、こういう結末になりますよって事かもしれないけれど、で?とは思った。不快感しか感じない結末。っていうか、ホラー映画。メリンダもロバートもダイアナも嫌い。と、誰も好きになれなかった。だから結末どうでも良かった!この映画で良い人が居るとしたら、オファーを断らず、真面目にやり遂げたタラジ・P・ヘンソン姐さんでしょう... (1640本目) |
●● トリビア タイラー・ペリーとタラジ・P・ヘンソンが『I Can Do Bad All by Myself』(2009) に続いて再び組んだ最新作。浮気する夫へ復讐する妻(ヘンソン)。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt6063050/https://en.wikipedia.org/wiki/Acrimony_(film) Not available from Allcinema |
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