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Cast >>Isaiah Washington (Lance Rousseau), Mo'Nique (Claire Rousseau), Julian Walker (Randy Rousseau), Kevin Allesee (Marshall MacNeil), Terrell Tilford (Pastor Crandall), Gary LeRoi Gray (Efrem), Torrey Laamar (Todd Waterson), D. Woods (Leslie Crandall), Nikki Jane (Crystal) ...
Director >>Patrik-Ian Polk
Writer >>Rikki Beadle Blair, Patrik-Ian Polk
Producer >>Keith Louis Brown, Patrik-Ian Polk, Carol Ann Shine, Isaiah Washington, Jared Young, Matthew Young
Genre >>Drama
Country >>USA

 総合ポイント 3点/5点満点中
内容 >>3 演技 >>3 演出 >>3 音楽 >>3

 レビュー
"The Lord is my shepherd; I shall not want."
ランディ(ジュリアン・ウォーカー)は、ミシシッピー州の小さな町ハティスバーグに住む高校生。敬虔なクリスチャンで、お祈りを欠かさず、クワイアにも参加しリードとして活躍していた。学校では、いつもつるんでいるエフレム(ゲイリー・L・グレイ)とクリスタル(ニッキー・ジェーン)と共に演劇部にも属していた。ランディは悩んでいた。同じく演劇部に所属するトッド(トレイ・ラマー)の夢を見るのだ。自分がゲイなのか分からない。そして妹は6年前に行方不明になり、それによって母(モニーク)は様子がおかしい。父(アイゼイア・ワシントン)も無責任なまま。そんな中、地元の短大生が主催の劇のオーディションに向かう。そこでマーシャル(ケビン・アレッセ)に出会う。

インディ系の同性愛者の青春を描いた作品。同性愛を描くドラマや映画で監督として活躍しているパトリック=イアン・ポークが監督・脚本・制作。そして同性愛者への差別的発言で当時物凄いバッシングを受け、キャリアが終わった!とも言われていた俳優アイゼイア・ワシントンが出演・制作。時代は変わった。しかも、そのワシントンが演じたのが、まだゲイであるかどうか分からなく、自分の性アイデンティティに悩む息子に歩みより、しかも率直に受け入れる父をユーモアたっぷりに演じている。父の距離感が最高であった。という事で、私にとっては「なるほど、同性愛者かどうか悩む時期があるんだ!」と思わせてくれました。しかもティーンらしい面倒臭さが可愛らしい。友人たちもとてもチャーミングに描かれている。そんな中、唯一拒否反応を示すのが母親。敬虔なクリスチャンであるが故に許せない。妹が行方不明になったのは、息子のせいだ!とまで言ってしまう始末。「ゲイという罪を洗い流す」という感覚は恐怖すら覚える。

ミシシッピーを舞台にした事で、南部の(私にとっては)不思議なキリスト教の価値観がより浮彫にされている作品だった。
(Reviewed >> 10/11/15:DVDにて鑑賞)

 100本映画
おススメする劇きゅーーーーーんとする恋愛映画『Beyond the Lights / 日本未公開 (2014)』は本来ならば、『Blackbird』というこの映画と同じタイトルになる筈だった。主人公の女性歌手が小さい頃から歌っていたのが、ニーナ・シモンの「Blackbird」だったから。けど、この映画とタイトルが被っている事が分かった為か、急きょあちらは変更。こちらが『Blackbird』タイトル戦争に勝った。あちらは全国公開された映画で力関係で言ったら、あちらの方が強そう。でもこちらは同タイトルの小説があったから勝ったんだと思う。という訳で、ラリー・ダップルチャンという同性愛者が書いた小説の映画化を、パトリック=イアン・ポークという同性愛者の監督が制作した青春映画。

舞台はミシシッピー州ハティスバーグ。州都でもなく小さな町。ごくごく普通の南部の小さな町である。そこで高校に通っているのがランディ(ジュリアン・ウォーカー)。話し方や仕草が見るからにちょっと乙女ぽいが、自分はゲイではない!と言い張っている。そんなランディは、時々夢を見る。大抵は、同じ高校に通うトッド(トレイ・ラマー)にキスされるのだ。トッドはフットボール選手で、牧師の娘レスリー(D・ウッズ)と付き合っている男。トッドに好意を抱いているので、その夢を見るたびにランディはシーツを汚してしまうお年頃である。けれど、俺はゲイじゃない!ランディはいつもつるんでいるエフレム(ゲイリー・L・グレイ)とクリスタル(ニッキー・ジェーン)、そしてトッドとレスリーと共に演劇をしている。そして教会では、クワイアでリードを担当している。毎日お祈りは欠かさない敬虔なクリスチャン。母(モニーク)からそのように躾られたのだ。その母は今神経を病んでいる。娘が6年も行方不明なのだ。父(アイゼイア・ワシントン)もたまに様子を伺いには来るが、ほぼ不在である。そんな中、ランディはオーディションを受けて、新しい劇に参加する。そこでマーシャル(ケビン・アレッセ)という年上の男に出会うが...

もうランディを一目見ただけでゲイだろうなとは思ったが、否定するのが面白かった。そしてなるほど、最初はこのように悩むのか!と思いましたね。自覚して、アイデンティティが芽生えるまでには時間を要する。その部分の苦悩を青春映画ぽく描いた作品。ゲイじゃない!と思っているから、試しにクリスタルとやっちゃうのも面白い。で、やった後にランディ号泣って!!笑った。クリスタルより乙女。軽く出来る子と、軽く出来ない子が居るよね。ちなみにクリスタルもバージン。でも酔った勢いで知らない男にロストバージンするよりは、親友のランディの方がマシ!とやってしまう。訳分からないでしょ?良いよね、そういう所。その辺のやりとりが若者ぽくて羨ましかった。

以前、同性愛者への差別的な発言で俳優生命終りかも?という勢いでバッシングを受けたアイゼイア・ワシントンも参加。この映画では、プロデューサーまでしている。手放しに賛成!!とは言わないまでも、ゲイ(かもしれない)息子にソコソコの理解を示している。家には居ないけれど、程よい距離感。でも息子にとっては足りていない愛情。上手い。アイゼイア・ワシントン上手すぎる!ユーモアたっぷりで最高でした。この人のセリフが全部面白かった。

で、逆に全然理解していないのが、母。しかも妹の行方不明で神経はズタズタ。教会が唯一の救い。牧師もそれを知っているから、すごく協力的。ゲイ(かもしれない)息子は罪を犯していると思っている。そんな罪を犯している息子のせいで、妹が行方不明という犠牲を私たちは払わされているのだ!と。そんなひどい事を平気で本人にも言ってしまう。という事で、『Precious: Based on the Novel Push by Sapphire / プレシャス (2009)』の時と同様に毒親を演じている。オスカー獲得して、相当数の出演依頼が来ていると思うけれど、あれからのモニークは役選びにとても慎重。色んな映画に飛びつかない。この映画ならまた自分が発揮出来る!と思ったのも良く分かる。

中々だったけれど、最後に急いで畳んだ感があった。大団円過ぎたね。もうちょっと丁寧に畳んで欲しかった。ってか、分かってたよ!もう!!最初の一コマ目から!!それにしても『Blackbird』というタイトルは、やっぱりあちら『Beyond the Light』の方が合っていたと思います...

 トリビア
「プレシャス」にてアカデミー賞の助演女優賞を獲得したモニークの最新作。アイゼイア・ワシントンが出演・プロデュース。
インディペンデンス映画で、南部の小さなコミュニティで若い黒人男性がシンガーを目指しているが、性についても悩んでいる。

 その他

 受賞歴

 サウンドトラック


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 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt3181920/
https://en.wikipedia.org/wiki/Blackbird_(2014_film)
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Last Modified: 2014-02-12
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