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●● レビュー 男版「ため息つかせて」だの、私とは趣味の会わない批評家が高得点だったりと、前評判をかなり詰め込んで見てしまった。食わず嫌いというか...今まで、そんなに魅力を感じなかった俳優ばかりだったので、かなり犬猿してしまったのだ。所がどっこい、かなりのめり込んでしまった。この映画を見るまでは、「ため息つかせて」だって、かなり好きな方だった。でも、かなり変わってしまったかな?こちらの方が、かなり前向きで好きだ。見る前までは、男があんなにごちゃごちゃと話ばかりして...と思ってた。でも、見ているとそんな事は気にならないし、むしろ、こちらの方がずっと男らしく感じた。正直、「ため息つかせて」は、女性の為だけの映画という感じがしたが、こちらは、女性でも男性でも楽しめるんじゃないかって思う。「ため息つかせて」で描かれていたような女性ばかりが恋愛に関して、苦を背負っている感じに描かれていたが、大人の恋愛って、そうじゃない筈。両者が楽しみ、苦を分かち合い、お互いが責任を取るもの。そんな感じが、この映画にはあふれていたように思える。お互いがお互いをリスぺクトしている姿がよく描かれていた。それに、キャラクターが抱えている、それぞれの悩み。分かりやすくて、共感出来る。その中でも、結婚している私にとっては、 D.L. ヒューグリーとタマラ・ジョーンズが演じた夫婦には、大笑いせずにはいられないし、共感出来る部分が沢山あった。その2人がこれまたいい演技で余計に、面白かった。また、ビル・ベラミーの素晴らしい事。母からの愛を感じられずに、友達にあたり、彼らからの愛を感じようとする彼の演技は素晴らしかった。また、モリス・チェスナットの母親を演じたジェニファー・ルイスの素晴らしい事と言ったら... 完璧な女性であり、母である彼女の欠点が、前の夫。その仕草が最高に女だ。監督も、これが初監督作らしが、かなり素晴らしい出来だ。今後が、非常に楽しみである。完璧に見える男達の恋愛模様。女性をリスぺクトしている彼らは、やっぱり完璧な男で、それを完璧にするのも、男性をリスぺクトしている女性なのだ... (Reviewed >> 2/3/02) |
●● 100本映画 Not Yet |
●● トリビア 男性版「ため息つかせて」と言われているラブドラマ。「Best Man/ベストマン」のモリス・チェスナット、「How To Be A Player」のビル・ベラミー、「Original King of Comedy」のD.L.ヒューグリー、「Soul Train」の司会や「Butter」で知られるシーマー・ムーアと、若手人気俳優を使った話題作。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック 1. Love Don't Love Me - Eric Benet2. Lay It Down - Jermaine Dupri 3. Good Love - RL 4. Let It Go - Jaheim 5. Two of a Kind - Gerald LeVert 6. Hi 2 U - Snoop Dogg 7. Josephine 8. 2 Night - Somethin' for the People 9. Teach Each Other - Frankie Beverly 10. Wheel of Fortune 11. I'm Through 12. I Put It Down 13. Happy - AB & Zu 14. Forever - Dave Hollister 15. Remember Us - No Question 16. Love Theme - Marcus Miller Soundtracks from Amazon.co.jp |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt0250274/http://en.wikipedia.org/wiki/The_Brothers_%28film%29 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=367809 |
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