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●● レビュー This flick is for the Wayans of the people, by the Wayans people, and for the people who like Wayansnessバレリーナを目指していたミーガン・ホワイトは事故で母を亡くし、都会のスラムに住む父親と住む事になった。そこでミュージカル高に入った。そこでストリートダンサーで少しオタクなトーマス(デーモン・ウェイアンズ・ジュニア)と出会って、ストリートダンスを習うが... 80年代からコンスタントに沢山のコメディ映画や番組を作ってきたウェイアンズ家族も、世代交代がやってきた。「メジャー・ペイン」でデーモン・ウェイアンズ伯父にいじめられていたダミアン・ダンテ・ウェイアンズがとうとう監督業に進出。まだ少年だった頃のダミアンの姿を思えば、その成長ぶりも泣けてくる。そしてデーモン・ウェイアンズ父の「ブランクマン」で「バットマン」を真似ていたあの可愛い少年デーモン・ジュニアが、プロのコメディアンとなって今や主役である。あのマイケルやジャネットを要するジャクソン・ファミリーよりも巨大エンターテイナーファミリー王国を着実に作り上げているウェイアンズ。しかし平坦な道ではなかった。「最終絶叫計画」と「最新絶叫計画」を成功させた後に、映画会社にタイトルを乗っ取られて嫌な思いをした彼等は、信用するリック・アルバレズだけを入れて制作したウェイアンズによるウェイアンズファンの為の映画。少年だったダミアンは仕事をするおじ達の姿を見ながら、ウェイアンズらしさを学んだ。楽しませながらも意見を明確に打ち出してくる。バカバカしさが、その意見を際出せる。ラストがスッキリしています。白人と黒人だってお互い様なんですよね。世の中には沢山矛盾があるから、それがウェイアンズマシーンでパロディになる。そういう部分がウェイアンズ。 これを見るとウェイアンズイズムをしっかり第2世代にも継承されているし、世の中から矛盾は無くならない。ウェイアンズファミリー王国は暫く安泰だと思われる。 (Reviewed >> 7/4/09:劇場にて鑑賞) |
●● 100本映画 Not Yet |
●● トリビア 監督・主演・脚本・製作共にウェイアンズファミリー100%の新作。「最終絶叫計画」シリーズで、ホラー映画をパロディするというトレンドを生んだウェイアンズ達は、今度は沢山あるダンス映画をパロディする。 監督のダミアンは俳優としても映画に出演しており、今回は初長編映画作品。キーネン・ショーン・マーロンの甥にあたる。 製作と脚本を手がけているクレイグ・ウェイアンズも甥。 全米公開日が2/6/2009→8/14/2009→5/22/2009に変更。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 * The BEST OF SOUL2009 Won Best Male Performance of the Year (Comedy/Musical) : Damon Wayans Jr. |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt1153706/http://en.wikipedia.org/wiki/Dance_Flick http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=336298 |
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