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●● レビュー This is my city, New York Cityジェイク(アーニー・ハドソン)はニューヨークの町でホームレスとして気ままに暮らしていた。ある時、木の上に寝ているという新参者のホームレスのキャメロン(グレイム・マルコム)に出会った。ジェイクはキャメロンにホームレスの生活を手ほどきし、心を開いていくが、キャメロンはある日突然姿を消したのだった... アーニー・ハドソンと言えばその長いキャリアの中でも印象に残っているのが、「ゴーストバスターズ」である。ゴーストバスターズと言えば、ニューヨークが舞台で、その映画を象徴する最後の台詞「アイ・ラブ・ニューヨーク!」はハドソンの台詞だった。この映画もあの時のハドソンが甦るようなニューヨークならではのハートウォーミング物語である。ハドソンはニューヨークの事を「ここが俺の家なんだ。お前はその客さ」と言う。ハドソンはNY出身じゃないが、台詞にはとっても説得力があった。ハドソンの友人ホームレスのエイブを演じたルー・メイヤーズの好演も光る。ただ物語は在り来たりな部分もある。 ニューヨークにはどこの町にもない独特のキャラクターがある。そのキャラクターがハドソンによって上手く表現された物語である。 (Reviewed >> 10/22/10:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 ニューヨークのホームレスを描いた作品。主演はアーニー・ハドソン。アーニー・ハドソンと言えば「ゴーストバスターズ」ですよね。「ゴーストバスターズ」は新しい「ゴーストバスターズ3」が出来る予定で、アーニー・ハドソンも出演予定。最近の噂ではダン・エイクロイドが脚本を書いてるらしい。その「ゴーストバスターズ」も舞台はニューヨークでしたね。この前テレビで「ゴーストバスターズ」が放送していたんですが、冒頭のコロンビア・ピクチャーズのタイトルの女性の次のカットだけで「ゴーストバスターズ」だと当ててしまい、家族にビックリされました。でもあれは「クイズ・映画タイトルイントロドン!」の中でも簡単。あのニューヨークの図書館のライオンの銅像が出てくるから。という訳で、今回の作品も同じ図書館では無いですが、ニューヨークで図書館が出てきます。アーニー・ハドソンが演じるのが、ニューヨークで気ままに生活しているホームレスのジェイク。大抵は公園や電車の中でボンゴを叩いてお金にするか、飼い主が拾う前に犬の糞を拾って捨てるから2ドル頂戴と迫ってお金を稼いでいる。仲間のホームレスと共にチェスをするのが楽しみ。そして住所が無いので本来なら図書館等で本を借りる事も出来ないが、司書の女性の親切で本を借りている。そして銀行のすぐ近くの地下にお金を貯めている。その金額は自分も数えないので分からない。そんな時にあったのが、キャメロンという白人のホームレスになりたての男。少し変わっていて、木の上で寝ているという。しかしまだホームレスとしての知恵をつけていないキャメロンにジェイクはアドバイスしていく。だけれど... というお話。ハートウォーミングで中々面白い。というか、これは私が大好きなデーモン・ウェイアンズが出演の「Harlem Aria / 日本未公開 (1999)」に雰囲気がそっくり。使われていたスコアも似ている。ニューヨークという町が2つの作品を似させてしまったのかも??でも途中ゆっくり過ぎる所があったので、そこは間延びしてしまう。最後は最高だけど。アーニー・ハドソンの台詞も良いですね。なんであんなにニューヨークの町が合う人なんでしょうか?「ニューヨークは俺の家」と彼が言うと本当にそのように見えてくる。ニューヨーク出身じゃないのにね。 ルー・ロウルズが露天ホットドック屋としてゲスト出演していて面白い歌も披露している。DVDではこの映画を彼に捧げられている。 (0770本目) |
●● トリビア 「ゴーストバスターズ」等で知られるベテラン俳優アーニー・ハドソンがニューヨークで逞しく暮らすホームレスを演じたハートウォーミングコメディ。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 * Atlantic City Film Festival2000 Won Grand Prize Full Feature : Matthew Miele * Big Apple Film Festival 2006 Won Festival Prize Best Feature * Santa Barbara International Film Festival 2000 Won Burning Vision Award - Special Mention : Matthew Miele |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt0180683/http://en.wikipedia.org/wiki/Everything%27s_Jake Not available from Allcinema |
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