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Cast >>Dwayne Johnson (Driver), Billy Bob Thornton (Cop), Tom Berenger (Warden), Oliver Jackson-Cohen (Killer) ...
Director >>George Tillman Jr.
Writer >>Tony Gayton, Joe Gayton
Producer >>Tony Gayton, Liz Glotzer, Martin Shafer, Robert Teitel
Genre >>Action
Country >>USA
Release (US) >>11/ 24/ 2010
Release (JP) >>05/ 21/ 2011

 総合ポイント 3.75点/5点満点中
内容 >>4 演技 >>4 演出 >>4 音楽 >>3

 レビュー
SmackDown Car!
ドライバー(ドゥエイン・ジョンソン)は刑務所の中に居た。刑務所長(トム・べレンジャー)に呼ばれ、刑務所を出たら少しはまともになれと釘を刺された。しかしそのまま隠しておいた車に向かい、オフィスで働いていた男を殺した。この事件を担当する事になったのが、厄介者で有名な刑事(ビリー・ボブ・ソーントン)だった。そしてドライバーは男(マイク・エプス)からリストを手に入れた。そのリストを手にドライバーは次々と人を殺していくが...

ドゥエイン・ジョンソン...つまりザ・ロックはどちらかと言うと正統派でありながら、コミカルな事が得意だ。それはレスリングでも映画においてもだ。彼の十八番でもある「Know your role(身の程を知れ)」の通り、どの分野においても自分の身の程を知っているからだと思う。しかしこの映画で、ザ・ロックはかなりハードボイルドな男を演じている。何と言うか、ザ・ロック版「仁義なき戦い」とでも言おうか... 義理人情に厚い男をザ・ロックが渋く真面目に演じている。そこに絡んでくるのが、刑事なのに麻薬中毒というどうしようもない男を演じるビリー・ボブ・ソーントン。彼ほどこの役にピッタリな男は居ない。ただ殺し屋の部分は今風で面白いが、若干その部分だけ意味不明となってしまった感が強い。

荒削りなアクションシーンにロック様の真面目な演技。不思議な化学反応が起きている。荒削りな今風の復讐がメインのブラックスプロイテーション、いやハードボイルドなフィルム・ノワール... 異質な作品だ。
(Reviewed >> 3/26/11:DVDにて鑑賞)

 100本映画
ザ・ロック様♪映画でもWWEでも素敵。最近、またWWEに戻ったようだけど、何で??映画も割りと好調なので、もうWWEに戻る事もないかと思っていたので、びっくり。でも出てるから見ちゃうんですけど... って今も丁度WWE見ていて、ザ・ロック様が話してる。ジョン・シナに。確実にシナよりカッコいい!叩きのめしたね。誰を叩きのめしたのか分からず子供に聞いた。ウェイド・バレットらしい。彼が出てないWWEは何か見てなかったですわ。別にプロレスがめちゃくちゃ上手い訳じゃないし、凄い技がある訳じゃないんだけど、どうも惹かれてしまいます。そのロック様が硬派に演技をしている作品です。しかも「Soul Food / ソウル・フード (1997)」のジョージ・ティルマン・ジュニアが監督。本当にしびれるねー。

ザ・ロック様が演じているのは、ドライバーという男。刑務所の中でも生き抜くために黙々と生活。出所する事になるけど、何かの目的があるから黙々。既に用意していた車(かっこいいシェベル)で颯爽と出かける。オフィスにいきなり入り込み、目撃者や監視カメラがあるのに関係なく、そのオフィスで働く一人の男を殺してしまう。その事件の調査に来るのが、いかにも怪しいビリー・ボブ・ソートン(さよならアンジー)。刑事のくせに麻薬が止められない男。麻薬の事は警察にはバレてはないけれど、警察所内では厄介者として見られている。そして警察とは別に雇われヒットマンが、ドライバーを追っていくのです。まあ、徐々に様々なドライバーの歴史が明らかになっていきます。かなり渋い作りの作品。

でもヒットマン要らなかったかなー。かっこいいし、雰囲気はあったけど。何か最後まで見ちゃうと、要らなかったかもーと思います。まあ、何がかっこいいって、やっぱりザ・ロック様ですね。寡黙なのだけど、目的に向かってひたすら頑張る姿がかっこいい。「不器用ですから」の台詞が似合ってしまいそうな程。WWEのマイクパフォーマンスでは、パイだのジャブローニだの何だのとコミカルなザ・ロック様だけど、この映画では本当に渋い演技を見せてます。カッコ良すぎ。一番好きなのが、ラスベガスのバウンサーのシーンですかね。あの後の電話のシーンといい、ドキドキする。あのシーンは台詞などもハードボイルド調でもあり、映画としては仇がメインのブラックスプロイテーション風でもある。プロットは穴だらけだけど、割りと普通に見れてしまう作品ですね。

ああー、ザ・ロック様~!この映画の渋い感じが、ザ・ロック様の「The Most Electrifying Man in All of Entertainment(全エンタテイメント界でもっともしびれる男)」というニックネームの所以ではないかと... もう否定はしません!Just Bring it!!!

 トリビア
「ソウルフード」のジョージ・ティルマン・ジュニアが監督のドゥエイン・ジョンソン主演のアクション映画。 全米公開日が11/19/2010→11/24/10に変更。

 その他

 受賞歴

 サウンドトラック

Soundtracks not available

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 リンク
US Official SiteJP Official Site

 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt1433108/
http://en.wikipedia.org/wiki/Faster_(2010_film)
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=339482

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Last Modified: 2010-04-25
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