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●● レビュー You're predictableウェズリー・ディーズ・3世(タイラー・ペリー)は父が成功したお陰で、父が残してくれた会社のCEOとして恵まれた生活をしており、完璧なフィアンセ(ガブリエル・ユニオン)との結婚も迫っていた。ある日、会社の掃除をしている女性リンゼイ(タンディ・ニュートン)が、彼の駐車場所に車を勝手に止めた事で、言い争いになる。リンゼイはシングルマザーで、大変な環境で暮らしており、ちょうどホームレスになってしまったばかりだった。ウェズリーはそんな事は知らなかったが、彼女の事を段々と知っていくが... タイラー・ペリーの悪評高き?マディアおばさんが登場しない、そして書き下ろしの作品。ずっとペリーの作品をリアルタイムで見てきたから、はっきりと言わせて貰う。安直過ぎる。今回のは特に酷い。だんだんペリーの作品に飽きてきた。確かに女性はこの映画のように、大変な事も多い。でもこの物語がそれに答えてくれるかと言えば、やっぱり安直過ぎる。つまらない安っぽいシンデレラストーリー。昔はもっと独創的だったタイラー・ペリーの世界も、最近は影を潜めているように思う。タンディ・ニュートンが主演でサンフランシスコが舞台で貧乏だと、どうしても「幸せのちから (2006)」を思い出さずにはいられない。 特にウェズリーの最後の言葉が酷い。主役の説教ぽい話なんて勘弁してくださいという感じ。思わず笑ってしまった程に、メロドラマ。 (Reviewed >> 4/15/12:劇場にて鑑賞) |
●● 100本映画 ある時を境に、急にタイラー・ペリー・アレルギーになってしまったかも。突然花粉症みたいな感じ?タイラー・ペリーの言いたい事は分かる。でもタイラー・ペリー自身が自分で言っていたように、オスカーとか取るような監督じゃないし、正直タイラー・ペリーのソープオペラ調の物語に飽きてきた。簡単に言ってしまえば、安直、安っぽい、簡単過ぎる。まあだから彼の映画制作は日数を要さず、大量生産出来るんでしょうね。一番最初の「Diary of a Mad Black Woman / 日本未公開 (2005)」は本当に面白かった。でもあれは監督が違った。タイラー・ペリーはやっぱり監督はしない方がいいかもね。タイラー・ペリーの作品は大抵、都市の空からの映像から始まる。今回も同じ。違いは、いつもはアトランタが舞台だけど、今回はサンフランシスコ。でも途中までそれに全然気がつかなかった位。そういう都市の個性を生かすのも、ペリーは下手だよね。「For Colored Girls / 日本未公開 (2010)」の時にもそれは思った。タイトルから察するに、タイラー・ペリー版の「オペラハット」なのでしょう。主人公の男性がお金持ちな所とか一緒だし。女性主人公は記者じゃないけどね。ペリーぽく、シンデレラストーリーにしてます。タイラー・ペリーお決まりな感じで、女性がいつも被害者。確かに女性は男性に比べて、分が悪いとは女として正直思う。でもだからと言って、タイラー・ペリーの映画のように男性にいつも救われて、それが答えだとは思わないかな。そしてブライアン・ホワイトとタイラー・ペリーが演じていた兄弟の関係がイマイチ掴めない。弟は会社を継ぎたいのは分かってるけど、なんであんなにいつもイライラしてるの??あんな人居る?昔は助けてくれた位だから、超いい人だったんでしょ?どこで性格変わっちゃったのか、意味分からない。お母さんが原因だったら、小さい頃からだろうから、お兄ちゃんの事助ける?ってか、弟が助けられるのかも疑問。 そしてタイラー・ペリーは俳優としても安直ね。泣くシーンが多くてね。感情的なのは分かるけど、そんなに泣くか?って思いました。さらに最後の台詞というかナレーションですよ。私が一緒に観ていた観客の1人は、思わず噴出してましたよ。私もあれが流れてからすぐに席を立ってしまいました。耐えられませんでしたね。 もうちょっと独創性や深さが欲しいかなー。それまでは、へっーくっしゅん。アレルギーだね。 (0991本目) |
●● トリビア タイラー・ペリーの監督作11作目(タイラー・ペリー作品としては12作目)になる映画。こちらは舞台になっていない書き下ろし。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt1885265/http://en.wikipedia.org/wiki/Good_Deeds Not available from Allcinema |
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