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Cast >>Marlon Wayans (Malcolm), Essence Atkins (Keisha), Cedric the Entertainer (Father Williams), Affion Crockett (Ray Ray), Nick Swardson, David Koechner ...
Director >>Michael Tiddes
Writer >>Marlon Wayans, Rick Alvarez
Producer >>Marlon Wayans, Rick Alvarez
Genre >>Comedy
Country >>USA
Release (US) >>01 / 11 / 2013

 総合ポイント 3.25点/5点満点中
内容 >>3 演技 >>3 演出 >>3 音楽 >>4

 レビュー
I Know What You Did Last 20 Years, Marlon.
マルコム(マーロン・ウェイアンズ)は、友人に止められたが、恋人のキーシャ(エッセンス・アトキンス)と同棲を始める事にした。キーシャは来てそうそうに、マルコムの犬を轢いたりとマルコムは散々な目に遭う。そして不思議な現象が起きるようになったので、セキュリティカメラを設置すると、さらに不思議な現象が起きた。キーシャは悪霊に取り憑かれていたのだった...

コメディ作品で一大帝国を作っているウェイアンズ家の末っ子マーロン・ウェイアンズが初めてソロで制作や脚本も手がけたウェイアンズ家の十八番パロディコメディ。初めて家族から離れた末っ子。しかもマーロンは家族の中でも唯一本格的に演技を学んだので、その演技にも定評があって、コメディ映画以外でも活躍してきた。そのマーロンが初めて一人で挑むとあって、私は期待してしまった。いや期待し過ぎたのかもしれない。「最終絶叫計画」と同じホラー映画のパロディ。ファンとしては期待するな!と言われる方が無理。「最終絶叫計画」はラストの絶妙な上手さがあったし、そのパロディの仕方は面白かった。今回はその上手さと面白さが無かった。笑える場面は既に予告で見てしまっているものばかりで、肝心なジョークに切れがなく、やたらとそのジョークが続く。そして下ネタが多い。唯一この映画が「最終絶叫計画」よりも優れているのが、コメディだけど少し怖い部分がある所。

私はウェイアンズ家とマーロン・ウェイアンズを見続けてきた。だからこそ言える。ウェイアンズ家の人々はそれぞれ特別な才能がある。マーロンの才能はこれじゃない。こんなのじゃない。ウェイアンズ家じゃない他の人が監督した「Scary Movie」シリーズの最新作だったとしたら、この映画はそこそこだったと感じただろう。でもウェイアンズ家の作品だったとしたら、やっぱりこれじゃないんだと感じてしまうのである。
(Reviewed >> 1/11/13:劇場にて鑑賞)

 100本映画
私が愛してやまないウェイアンズ家。その末っ子マーロン・ウェイアンズが初めて家族から離れて制作した作品。しかもお得意のパロディ。さらにさらに「Scary Movie / 最終絶叫計画 (2000)」で上手さをみせつけたホラー映画のパロディ。となると、期待高まるよねー。しかもマーロンは演技に定評がある。「Requiem for a Dream / レクイエム・フォー・ドリーム (2000)」にも出ている。「Fame / フェーム (1980)」で有名になったNYの芸術学校を卒業している。ウェイアンズでちゃんと演技を学んだ人でもある。その証拠に誰もが憧れる伝説的なコメディアンであるリチャード・プライヤーの自伝映画でプライヤー役を獲得したほど(この映画自体は流れたぽい)。しかも、今まで家族で唯一スタンダップコメディをやってなかったんだけど、プライヤー役を獲得してから、ここ2年程かな?地道にスタンダップライブでアメリカ中を飛び回っていて、スタンダップコメディにも力を入れてきた。大好きだからさ、その姿をずっと追ってた訳よ。もうさ、期待するな!っていう方が無理。

マーロンが演じたのがマルコムという男性。マルコムは友人に反対されたけど、恋人のキーシャと同棲を始める。その生活を撮ろうとビデオカメラも買う。しかし、キーシャは来てそうそうにマルコムの大事な犬を轢いてしまう。その後も動く筈のない物が動いたりと不吉な事ばかり。強盗かと思っていたマルコムは、家の至る所に監視カメラを設置。しかしその超常現象は全て幽霊で、しかもキーシャには悪霊が取り付いていた。

と、「パラノーマル・アクティビティ」のパロディ。「デビル・インサイド」も入ってる。肝心なジョークがイマイチでしたね。キレがない。やたらと一つのジョークが続いて長い。途中でそのジョークに飽きちゃう。まあ昔からマーロンのジョークはちょっとひつこいかな?って思う時があったけど、その悪い所が出ちゃってる。兄貴のキーネン・アイヴォリー・ウェイアンズが監督だったら、その辺分かっていて、ちゃんと演出してたんだけど、今回は兄貴が監督じゃないのでマーロンのやりたいようにやらせちゃったね。この家族はそれぞれが違う才能があるんだよね。キーネン兄貴は監督とか新しい才能を発見させたらピカイチ。ジェイミー・フォックスなんていうオスカー俳優も発掘したし、ジェニファー・ロペスやアンナ・ファリスなんていうのも発掘。キーネンのその才能は本当に凄い。そしてショーンは、男前過ぎてそのルックスで逆に損している所があるようにも思えるんだけど、実際にはアイデアマン。「最終絶叫計画」とか「Don’t Be a Menace to South Central While Drinking Your Juice in the Hood / ポップ・ガン (1996)」とか「White Chicks / 最凶女装計画 (2004)」等は彼のアイデアから生まれた作品。デーモンだけはマルチな生まれながらの天才芸人。スタンダップも映画も脚本も凄い才能を発揮している。でもそれ故に難しい性格でもあるので、家族プロジェクトの「最終」シリーズ等には出なかった(いちよう書いておくけど、仲良いよ)。そしてマーロンはやっぱり演技力。ウェイアンズ家のやりたい事を実際に形にして表現するのがマーロン。他にもキム姉とかダミアンとかクレイグとかデーモン・ジュニアもいるけど、今回は割愛。

今回はやっぱり兄貴達が必要かなって思ってしまいました。元々ソロで演じるだけの映画では最高だった。「Above the Rim / ビート・オブ・ダンク (1994)」の追い詰められた役とかも印象的。やっぱり根っからの演者。せめてキーネン兄貴の指揮があったら... いややっぱりショーンのアイデアがあったら... デーモンが引退から復活してくれたら... マーロンはノビノビと演技していただろうね。

共演のエッセンス・アトキンスは良かった。のびのびしてたね。いや、マーロンも演技は良かった。ジョークがね。尻芸人の真骨頂を見せてたね。

っていうかね、他の何も知らん奴がマーロンの悪口書いたら怒るからね。この映画の酷評は仕方ないけど、マーロンの悪口は許さん!私は「Mo’ Money / モー・マネー (1992)」を新宿の映画館で見て以来、この家族の虜。この映画はまああれだけど、こんな事じゃ私のウェイアンズ愛は揺るぎません。だって「Marci X / マーシーX フレンズ以上、恋人未満!? (2003)」見てもデーモンへの愛は変わりませんものー。私のウェイアンズ愛、なめるなよ!愛ゆえの言葉なのよ。

 トリビア
ウェイアンズ兄弟の末っ子マーロン・ウェイアンズが単独で制作したパロディコメディ。脚本も担当。ウェイアンズ家と数々の映画を製作しているリック・アルヴァレズが制作と脚本を担当。その下で修行したマイケル・ティデスが長編映画で初監督を務めた。マーロンとは「Dance Flick / 最強絶叫ダンス計画 (2009)」で共演しているエッセンス・アトキンスとアフィオン・クロケット、そしてコメディアンのセドリック・ジ・エンターテイナーが共演。

 その他

 受賞歴

 サウンドトラック


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 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt2243537/
http://en.wikipedia.org/wiki/A_Haunted_House_(film)
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Last Modified: 2012-09-22
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