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●● レビュー I wanna go back there...ワシントン州スポケンから4人の兵士がイラク戦争に従事していた。医師のウィル(サミュエル・L・ジャクソン)、体育教師でシングルマザーのヴァネッサ(ジェシカ・ビール)、小さい頃から親友のトミー(ブライアン・プレスリー)とジョーダン、そしてジャマール(カーティス・ジャクソン)。4人は同じイラクの戦場で伏兵攻撃に遭い、故郷に戻ってきた... 今も続行中のイラク戦争。その正に今起きているであろう事を題材に映画を作る。となると、プロパガンダ映画になりがちな中、中々真実を伝える映画に仕上がっているように思える。 この映画は、劇中で実際に戦争に行って戦ったサミュエル・L・ジャクソン演じるウィルと、その息子が衝突していたように、この映画の是非も分かれてくると思う。息子にとって、イラク戦争は「ただ石油の為だけの戦争」だ。私自身、義理の家族を2人もイラク戦争へと送った。彼等がイラクへ行く寸前、そして帰ってきてからも会っている。変わり果てた彼等の姿に愕然とした。そして彼等2人が言葉合わせて言っていたのが「I know I'm crazy but I wanna go back there(おかしいと思われるかもしれないが、あそこに戻りたいんだ)」という言葉。この一言がどうしても耳を離れなかった。時折思い出しては、なぜなんだろう??と、CNNニュースを見ながら考えていた。正直、理解に苦しんだ。あそこから家に戻る事が彼等の望みだと思っていたのだから。そして、この映画でも劇中で、トミーが全く同じ事をヴァネッサと話している。やっと私には彼等の言っている意味が理解できたように思えた。ある者にとってはたんなる「石油の為の戦争」でも、ある者にとっては自分が本位ではないけれど命がけで関わった出来事であり戦い。いつ終わるか分からないけれど、終わるまで見届けたいという気持ち。 私はこの目で勇気ある2人の姿を見た以上、この映画の存在価値を理解出来る。これは表には現われない無数の声がここにある。 (Reviewed >> 11/10/07:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 Not Yet |
●● トリビア 現在進行中のイラク戦争の帰還兵達の物語。オムニバス形式。 以前サミュエル・L・ジャクソンがラッパーとは映画に出たくないと言った後すぐに、この映画の製作が発表され話題になった。そのラッパーの50セントが出演。 監督はプロデューサーとして「ロッキー」シリーズを成功させたアーウィン・ウィンクラー。 公開日1/5/07:LA&NYのみ→5/11/07限定公開 |
●● その他 |
●● 受賞歴 >> Golden Globes, USA 2007 Nominated Best Original Song - Motion Picture : Sheryl Crow |
●● サウンドトラック 1. "Try Not to Remember" - Sheryl CrowSoundtracks not available |
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●● インフォサイト http://imdb.com/title/tt0763840/http://en.wikipedia.org/wiki/Home_of_the_Brave_%282006_film%29 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=329435 |
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