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Cast >>Richard Gere (Simon Hunt), Terrence Howard (Duck), Diane Kruger (Marjana), Joy Bryant, Jesse Eisenberg (Benjamin) ...
Director >>Richard Shepard
Writer >>Richard Shepard, Scott Anderson (article)
Producer >>Mark Johnson
Genre >>Action
Country >>USA
Release (US) >>09 / 14 / 2007
Release (JP) >>05 / 10 / 2008

 総合ポイント 4.25点/5点満点中
内容 >>5 演技 >>5 演出 >>4 音楽 >>3

 レビュー
The Devil is sitting in the corner, just laughing
ダック(テレンス・ハワード)は、TVカメラマンだった。ハーバード大を卒業したてで局の副社長の息子でもある若いベンジャミン(ジェシー・アイゼンバーグ)と共にボスニア・ヘルツェゴビナの地に仕事で戻ってきた。それも彼女との休暇前のやっつけ仕事のつもりだった。しかし、そこにはサイモン(リチャード・ギア)の姿があった。ダックとサイモンは、以前その国で戦争があった時に2人でずっとレポートしていたのだった。サイモンはその戦争の戦犯でアメリカが500万ドルの懸賞をかけて追っている「フォックス」の居場所を知っていると言う...

「ホテル・ルワンダ」のボスニア版とでも言える、ボスニアであったジェノサイドを扱った映画。オープニング等では実際にあった話としていますが、脚色はかなりされていて、それは物語をもっと分かりやすく単純にする為であったように思える。サイモンという人物の肉付けは、いかにもでありがちであるが、それも逆にラストが見ごたえあるものになっている。
実際にあった惨い話を映画化しているので、堅苦しいものに思いがちだが、男3人のロードムービー的でもあり、中々面白くて思わず笑ってしまうシーンもある。とにかくラストが痛快。
この映画のテーマは今も行われているイラク戦争に通じる物があるのかもしれない。戦争によって国と国との...いや戦争を起こした政治家と政治家達のいやらしいエゴや強欲がハッキリと見えてくる。

この映画の台詞のデビル(悪魔)は、もちろん自分のエゴで罪無き人を殺していたフォックスもだが、それを見過ごしたビル・クリントンでもある。今に置き換えるなら、ウサマ・ビンラディンであり、そしてブッシュ大統領の事なのかもしれない。素人の3人が出来て、なぜプロに出来ない?そういう問題点を鋭く突いている。
(Reviewed >> 2/15/2008:DVDにて鑑賞)

 100本映画
Not Yet

 トリビア
「エスクァイア」誌のライターが書いた同誌への記事が元になった作品。映画では3人だが、実際にはアメリカ人3人とヨーロッパ人2人の計5人。主演は、リチャード・ギアで、共演にテレンス・ハワード。「バッドアス!」のジョイ・ブライアントも共演している。9/7はLAとNYの限定公開で、次週から全米ワイド公開となる予定。

 その他

 受賞歴

 サウンドトラック


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 リンク
US Official SiteJP Official Site

 インフォサイト
http://imdb.com/title/tt0455782/
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Hunting_Party_%282007_film%29
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=329786

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Last Modified: 2007-09-03
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