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●● レビュー 書き直すが、とりあえず。これは、すごい映画だ。リチャード・プライヤー自身が、制作した自伝的映画。自分が自宅で火事を起こした所から、回想している伝記映画だ。自分で演じているのが、余計に事故やドラックの生々しさが伝わってくる。私の世代では、彼の売れない頃からのスタンダップコメディが見れるだけでも、貴重になってくる。コメディアンを重視していない人や批評家が多い中、そんな人たちに見てもらいたいと切に願う。コメディアンになるのも大変だが、それを維持していくのも大変。それが、彼のように長い期間となると、もっと大変。コメディアンとは... プライヤー自身が、生死をさ迷いながら、他の第3者として、自分、そしてコメディアンを見つめているのが面白い。そして、俳優として、自分自身を演じるという、実は一番難しい演技に挑戦してくれたのも嬉しい。また、共演のデビー・アレンは、彼女らしい、生き生きとした演技で、映画を華やかにし、アート・エバンスは、まさしく怪演を見せてくれた。音楽とかも、時代にぴったりしていて良かった。 コメディは、苦痛だ。とコメディアン達は口を揃えたように言う。そんな、コメディアン達の魂の叫びが、これだ。 (Reviewed >> 3/21/01) |
●● 100本映画 Not Yet |
●● トリビア 現在、そして過去でも、最高のアフロアメリカンコメディアン、リチャード・プライヤー本人がメガホンを取り、主演した、彼自身の自伝映画。売春小屋で育った子供時代から、名声を手にいれ、ドラック中毒から自殺をするまでの半生を描いた、興味深い作品。子供時代のシーンは、彼の本当の故郷であるオハイオ州の町で撮影された。共演には「Fame/フェーム」のデビー・アレンや「Always Outnumbered/LAストーリー」のアート・エバンス。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 >> Young Artist Awards1987 Nominated Exceptional Performance by a Young Actor, Supporting Role, Feature Film - Comedy, Fantasy or Drama : E'Lon Cox |
●● サウンドトラック 1. "MY DESTINY" - Chaka Khan2. "HEY LAWDY MAMA" - Count Basie 3. "MANNISH BOY" - Muddy Waters 4. "OUT IN THE COLD AGAIN" - Gene Ammons and Sonny Stitt 5. "DEVIL WITH THE BLUE DRESS ON" - Mitch Ryder and Detroit Wheels 6. "I DO LOVE YOU" - Billy Stewart 7. "FOR THE LOVE OF MONEY" - The O'Jays 8. "MIGHTY LOVE" - The Spinners 9. "JUST SQUEEZE ME" - Miles Davis Quintet 10. "IN THE UPPER ROOM" - Mahalia Jackson 11. "I HEARD IT THROUGH THE GRAPEVINE" - Gladys Knight and The Pips 12. "SHOTGUN" - Junior Walker and The All Stars 13. "OOH BABY, BABY" - Smokey Robinson and The Miracles 14. "WHAT'S GOING ON" - Marvin Gaye 15. "GOIN' TO CHICAGO BLUES" 16. "SATIN DOLL" 17. "LONESOME LOVER BLUES" 18. "PLAY-OFF" 19. "PLAY-ON" Saxophone solo by Wayne Shorter Music by Herbie Hancock Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt0091295/http://en.wikipedia.org/wiki/Jo_Jo_Dancer%2C_Your_Life_Is_Calling http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=11020 |
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