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Cast >>Zoe Saldana (Aisha), Jeffrey Dean Morgan (Clay), Chris Evans (Jensen), Idris Elba (Roque), Columbus Short (Pooch), Oscar Jaenada (Cougar), Jason Patric (Max), Holt McCallany (Wade) ...
Director >>Sylvain White
Writer >>Peter Berg, James Vanderbilt, Andy Diggle (graphic novel)
Producer >>Kerry Foster, Akiva Goldsman, Joel Silver
Genre >>Action
Country >>USA
Release (US) >>04 / 23 / 2010

 総合ポイント 4.5点/5点満点中
内容 >>4 演技 >>5 演出 >>5 音楽 >>4

 レビュー
The Losers are winner
クレイ(ジェフリー・ディーン・モーガン)、ローグ(イドリス・エルバ)、プーチ(コロンバス・ショート)、ジェンセン(クリス・エヴァンス)、クーガー(オスカル・ハエナダ)の5人は、アメリカ陸軍特殊部隊に所属し、今はボリビアでファディルを見つけ潰す事を指令されていた。ファディルの家には子供達が沢山いる事がわかり、作戦を中止しようとしたら、司令官を名乗るマックス(ジェイソン・パトリック)が作戦続行を言い渡す。5人は子供達全員を救い出し、ファディルを仕留め、自分達の救出の為にきていたヘリコプターに子供達を乗せたがヘリコプターは爆破された。マックスは最初から5人を殺すつもりだった。5人は死んだ事になっているが、ボリビアで静かに生活していた。そんな所に謎の女性アイーシャが(ゾーイ・サルダーニャ)がクレイに近づく...

これは「ルーザーズ」と言う名のアメリカ版「ルパン3世」かもしれない。彼らは様々な宝を追い求めて盗みを繰り返す集団ではないが、アメリカに帰り普通の生活をする事を目的にして、様々な場所に行き作戦を遂行する。元々がグラフィックノベルだっただけに、アニメのような斬新な描写も多いし、コミカルな部分も忘れてなくていい。そして何よりもそのジェットコースターのような上下と捻れのある激しい物語とアクション。とにかく派手。絶対に観客を飽きさせない。それと共に、5人それぞれの個性が明らかになっていく。何て事のないシーンでもそれらが5人の個性を作っていくのも面白い。

彼らは確実に勝ち方を知っている生まれながらにカッコ良くて個性的な負け組連中だ。
(Reviewed >> 8/25/10:DVDにて鑑賞)

 100本映画
予想に反して面白かった!何ていうか、ルパン3世だよね。クーガー役は完璧に石川五ェ門風なんだけど、長距離銃だが銃の達人だから次元か?いやでも五ェ門みたいに高い所にひょいひょいと行って、狙った射的は100発100中っす。オスカル・ハエナダというラティーノの俳優が演じてましたが、寡黙でカーボーイハットとかも似合っていて素敵でした。ゾーイ・サルダーニャも味方なんだか敵なんだか分からない感じだし、かなりセクシーに挑発するので、ふ~じこちゃ~んだよね。違うとすれば、ルーザーズは盗人ではなくて、れっきとしたアメリカの軍に所属する特殊部隊の面々。それぞれがかなり凄い特殊能力を持っている。ジェンセンはコンピューター等の最新機器に詳しくて、クーガーは先に書いたように長距離銃のスナイパー、プーチはAチームで言ったらコングみたいに車とか大きな武器を得意とした男、ローグは戦略、クレイは指揮を執るリーダー。ま、ルパン3世とも似てるがAチームと似てるといえば似てる(偶然にも今回の映画感想はAチーム)。Aチームが80年代ぽいゴツゴツした感じだとすれば、こちらは実に今風でアニメ風。最後のオチとかもアニメ風な部分を残しているのもいいですね。

そしてちゃんとそれぞれのキャラクターが濃いので面白い。コンピューターの達人ジェンセンを演じたのがクリス・エヴァンスFantastic Four / ファンタスティック・フォー/超能力ユニット (2005)」とかにも出てましたが、それまでは全然気になった事もないですが、今回は良いです。彼の見せ所も沢山あります。彼のファンは必見。最近私が期待しているのがコロンバス・ショート。彼はこの映画の潤滑油的存在。ラストの彼の出演シーンとかも絶対にそうですね。アクションも出来るし、ロマンチックな役も出来るし、後はコメディですかねー。でもコメディ映画「Death at a Funeral / お葬式に乾杯! (2010)」でもいいところ見せてましたからね。良いですね。そしてローグを演じたのがイドリス・エルバ。彼はもう...最高ですね。何が最高ですかって??観てのお楽しみ。うふふ。ああいう役を出来るのがイドリス・エルバのいい所ですわ。そしてリーダーを演じたのが、ジェフリー・ディーン・モーガン。正直あんまり知らなかった。初めての主演という事でかなり気合が入っていたらしく、この映画ではリーダーを演じる為出番のない日でも撮影所に現れてみんなを激励していたらしい。いいエピソードだね。所で悪役を演じたのがジェイソン・パトリック。そうだね。「スピード2」で主役に選ばれてコケた男だね。このジェイソン・パトリックが演じた悪役が最低な悪役で素晴らしい。海辺で彼に日傘をさしてる女性のシーンとか凄いね。

そして監督はシルヴァイン・ホワイト。「Stomp the Yard / ストンプ・ザ・ヤード (2007)」の監督。最近の黒人監督の傾向と同じく、ミュージックビデオ出身。日本人の歌手のミュージックビデオを撮ってたみたいですね。中でも一番有名なのが、キャッシュ・マネーのビック・タイマーズ(史上最強の不細工コンビ)の「Still Fly」(はい、グッチスーツ♪)ですね。最近では一番の注目株ですね。お父さんはプロのバスケットボール選手らしい。誰なんだ?アメリカ人とフランス人のミックス。ソルボンヌ大学に通い、アメリカへの奨学金を貰ってロサンジェルスへ渡った。

物語は単純なようで複雑。でも分かりやすいし、世界を所狭しと駆け巡ります。何かそれも爽快。アクションの量、笑いの量、セクシーさの量も抜群のバランス。

日本での劇場公開はないようだが、DVDとブルーレイにて11月3日から発売される。詳細はこちらにて。

 トリビア
DCコミックのVertigoのグラフィックノベル「The Losers」の映画化。主役には「アバター」のゾーイ・サルダーニャ。イドリス・エルバやコロンバス・ショートという人気若手も出演。監督には「ストンプ・ザ・ヤード」のシルバイン・ホワイト。脚本には俳優でもあり監督でもあるピーター・バーグ。
全米公開は4/9/10から6/4/10に変更、そしてまた4/23/10に変更された。

 その他

 受賞歴
* The BEST OF SOUL
2010 Won MVP : Idris Elba and Zoe Saldana

 サウンドトラック


Soundtracks not available

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 リンク
US Official SiteNot available

 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt0480255/
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Losers_(film)
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=337698

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Last Modified: 2010-01-16
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