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Cast >>Tyler Perry (Madea), Bow Wow (Byron), Loretta Devine (Shirley), Cassi Davis (Aunt Bam), Lauren London (Renee), Shannon Kane (Kimberly), Isaiah Mustafa (Calvin) ...
Director >>Tyler Perry
Writer >>Tyler Perry
Producer >>Tyler Perry
Genre >>Comedy
Country >>USA
Release (US) >>04 / 22 / 2011

 総合ポイント 4点/5点満点中
内容 >>3 演技 >>4 演出 >>4 音楽 >>5

 レビュー
Dear Mama
シェリー(ロレッタ・ディバイン)はバムおばさん(カシ・デイビス)と共に病院に居た。医師が言うには、シェリーのガンがまた再発し、以前よりも急速に広がっており、残りあと4-6週間と言われた。シェリーは気丈で、その事を自分の子供達に自分の口から伝えたいと、バムに頼んでみんなを呼んでもらう。しかし娘のキンバリーとタミーがまたいつものように喧嘩となって、キンバリーは帰ってしまう。シェリーは結局子供達に言えなかった。バムはマディア(タイラー・ペリー)に頼んでまた子供達を呼んでもらうが...

映画公開前には、またもやスパイク・リーとの口論を再開したタイラー・ペリー。しかしマディアは彼にとって大切なもの。確かにスパイク・リーが言うように馬鹿げた部分は多々ある。しかしそれを待っている観客がいる事も確かではある。自分が共有出来る出来事がタイラー・ペリーの映画にはある。今回は母親の存在をメインにした作品。その母親を演じたロレッタ・ディバインの存在感が絶妙だ。あの独特の目つきと話し方から醸し出す優しさに、クライマックスでは思わず涙がこぼれる。

母親の存在が大きく感じるこの作品は、多くの人にとって身近に感じる事が出来るだろう。
(Reviewed >> 6/19/11:劇場にて鑑賞)

 100本映画
最近ね、こういうストレートな黒人映画は、私が見れる劇場には中々やってこないんですよ。昔は割と早い時もあったんですけどねー。確実にアメリカの劇場公開から2ヶ月は遅れるね。それもあって、早くココ出たいわー!嗚呼... 嗚呼、人間になりたーい。

これ見た後に気がついたんだけど、タイラー・ペリーの舞台→映画化になった作品は大抵最初に舞台の方のDVDを先に見ているんだけど、これはすっかり忘れてた!帰ってから、後で舞台の方を見ました。舞台はこの次に。

ここの所、タイラー・ペリーのルーツであるクリスチャンを感じさせない作品が続いていたせいか、今回の作品は「久々にゴスペル映画に戻ったな」とすぐに思いました。でもいつもタイラー・ペリーが伝えている「Let it go(忘れる努力)」とか「Forgive(過ちを許せ)」とかそういうメッセージではなかった。タイラー・ペリーが自分の愛する母親の死を経てのメッセージが沢山詰まっている。それは私みたいな非クリスチャンには怖い程でしたけどね。「クリスチャンじゃなくて可哀想」とか(あら?これは舞台の台詞だったかも??)、「イエス様が私の死を選んだなら、それは私の道なので覚悟が出来てる」とか。

またこの映画公開時には、スパイク・リーとの対戦があったので、それも触れずにはこの作品は語れない。確かにこの映画でもスパイク・リーが言うような「buffoonery(悪ふざけ)」な部分は沢山ある。タイラー・ペリーが演じるマディアおばさんがファーストフード店を破壊するシーンとか、ティヤナ・テイラー演じるサブリナが連呼する「バイローーーーーーーーーーーン」とかモウリー・ショーとかは悪ふざけだ。でも私のすぐ後ろに座っていた、年の離れた姉と弟は別のシーンでも大笑いしていた。まだ小さな弟(多分10歳にもなってない)が分からなかったり、聞き取れなかった部分を姉が丁寧に教えてあげながら、弟は大笑いしていた。そしてマディアが子供のしつけについて語った時、劇場は大きな拍手とここは教会か?という位「That's right!(その通り)」というオバサン達の大きな声のリスポンスが聞こえた。なんていうか、もちろんスパイク・リーが作る知性を刺激する高貴な笑いを好きな黒人も多いと思う(スパイクもたまに下ネタあるけどね)。でもその一方で、自分達のごくごく身近な「家族」に焦点を当てたタイラー・ペリーの笑いも好きな人は多いと思う。黒人家族はドラマが多い(それは実感する)。そして確実に「面白オジサン」が一人は居る(いや、日本の家族にもなぜか面白オジサンはいると思う。うちには居る)。タイラー・ペリーの笑いは割りと身近で分かりやすいんじゃないかと思う。だから観客層も広い。スパイク・リーとは喧嘩しないで、上手い事2人がバランス良く映画を撮り続けていって欲しいと、両者のファンである私は思う。どっちが正しいじゃないと思う。どっちも必要。観客の反応を見てるとそう感じるよ。

映画よりも舞台の方がおススメかな。でも映画のロレッタ・ディバインは最高!ロレッタ・ディバインは何を演じてもいいね。そのキャラクターが魅力的になる。ティヤナ・テイラー(クリス・ブラウンは親友です!)も実は好きなんだ。若かったら、あんな感じに生まれたかった。後はコメディアンのロドニー・ペリーがいい味出してた。ちょっと前のアンソニー・アンダーソン的。ロドニー・ペリーは今はモニークのBETのトークショーで、サイドマン的な役割で登場している。モニークとは昔から仲が良いらしい。

 トリビア
タイラー・ペリーの12作目になる舞台の映画化。

 その他

 受賞歴

 サウンドトラック


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 リンク
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 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt1787759/
http://en.wikipedia.org/wiki/Madea%27s_Big_Happy_Family_(film)
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Last Modified: 2010-11-28
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