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●● レビュー It Takes a Village to Raise a Child久々に開かれるマディア(T・ペリー)のファミリーリユニオン(家族が集まってBBQ等をして親睦する会)。そのファミリーリユニオンに、また一つの家族が加わろうとしていた。マディアの姪のリサ(R・アイテス)が、近々アトランタで富豪として知られるカルロス(B・アンダーウッド)と結婚する予定だからだ。リサの母親ヴィクトリア(L・ホイットフィールド)がリサの結婚を強く望んでいた。そんな中、リサの姉のヴァネッサ(L・アンダーソン)は、未婚で2人の子供を育てていた。ヴィクトリアは、そのことが面白くなかった。ヴァネッサは、いつも乗車しているバスの運転手フランク(B・コドジョー)にデートに誘われる。始めは乗る気がしなかったが、次第にフランクの優しさに惹かれていく。そんな中、またトラブルを起こしたマディアは、判事に問題児のニッキー(K・パーマー)を里子として育てる事を命じられる。そんな中に開かれたマディアのファミリーリユニオンで.... 「Diary of a Mad Black Woman」で見せたマディアおばさんの迫力と殺気。そのマディアの殺気ファンだった私には、今回は監督や主演、脚本、プロデュースとこの映画に忙しく携わったタイラー・ペリーの疲れか、いつになくマディアが大人しく見えた。スクリーンで思いっきりマディアには暴れて欲しかった。 舞台版とは、設定を変えたようで、舞台版は一般家庭だったのに対して、この映画版は大富豪が主な設定になっている。だからか、少しおとぎ話に思えてくるのが残念だ。それでも、物語の枠組みは、舞台と同じ...いや、マヤ・アンジェロウやシシリー・タイソンの存在でパワーアップされているので、十分に楽しめる。 家族が団結するのは当たり前に思えたが、今の時代はそれすら難しい時もある。アメリカのことわざ「It Takes a Village to Raise a Child(1人の子供を育てるには村ぐるみ)」。日本やアメリカで近代化されて失われた物が、マディアによって甦る。 (Reviewed >> 3/20/06:DVDにて観賞) |
●● 100本映画 Not Yet |
●● トリビア タイラー・ペリーの十八番マディアが登場する作品。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 * The BEST OF SOUL2006 Won MVP : Cicely Tyson * MTV Movie Awards 2006 Nominated Best Comedic Performance : Tyler Perry |
●● サウンドトラック 1. Find Myself In You - Brian McKnight2. We're Gonna Make It - LL Cool J 3. Keep Your Head Up - Chaka Khan 4. Tonight - Kem 5. Everyday (Family Reunion) - Chaka Khan 6. Love And Happiness - Al Green 7. You For Me (The Wedding Song) - Johnny Gill 8. Family Reunion - The O'Jays 9. I'll Be - Will Downing 10. Wounds In The Way - Rachelle Ferrell Soundtracks from Amazon.co.jp |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt0455612/http://en.wikipedia.org/wiki/Madea%27s_Family_Reunion Not available from Allcinema |
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