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●● レビュー "Rain does make things grow"ジョージ(ユージン・レヴィ)はニューヨークで100年も続く企業のCFOで、若い妻(デニス・リチャーズ)と9年前に再婚したが、痴呆症の母やティーンで口生意気な娘と少々太り気味の息子と上手くは行ってなかった。とある土曜日に休日出勤したジョージは、自分のオフィスが混乱していた。従業員達は皆、書類をシュレッダーしていたのだった。CNNのリポートで、会社がチャリティのお金をねずみ講でマフィアの家族にお金を流していたのがバレたのだった。アトランタの地方検事ブライアン(タイラー・ペリー)が捜査に乗り出したが、マフィアの家族に追われる事になるジョージを証人保護プログラムで、マディア(タイラー・ペリー)の家に匿う事を考えるが… タイラー・ペリーの映画のための書き下ろし作品。毎年2本ずつ位、量産し続けている。そのパワーは凄いが、やはり少々アイデアが枯渇してきたかのように思えるし、観客も少しマディアに飽きてきたように思える。しかしこの作品は彼の近作の中では、まだ見れる方。感傷的な部分がやや控えめ。とは言っても皆無ではない。経済的な弱者にとってのハッピーエンドが必ず待っている。その中心にいるジェイクが肝心な所でイマイチ目立ってなかったのも気になった。ジョージとマディアのキャラクターの間で完全に浮いていた。そして色々な問題も、マディアの前で簡単に陥落しちゃうのがお決まり過ぎている。 結婚生活で雨が続いたらどうするか?雨は物が育つ為にも重要である。そんなグッとくる台詞あるし、笑ってしまうシーンや台詞も多い。でも新しさとかは全くない。いつものマディアである。 (Reviewed >> 12/3/12:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 マディアおばさんも、何作目か分からない位に増えてきた。毎年2本ペースで映画を作っているタイラー・ペリー。しかもTVシリーズも2本抱えている。前とは違って、興行成績で毎回初登場1位!とはいかなくなってしまったけれど、コンスタントに利益を得ているのは凄い。普通なら褒めてあげるべきアイデアの宝庫。でもやっぱり最近はパターン化してきて、アイデアも枯渇かなーとは思った。それでもタイラー・ペリーの映画好きな人は、本当に好きよねって、生息地を変えてから特に思い知らされます。今回はマディアおばさんが、ニューヨークのウォール街でCFOに就いていた富裕層の白人一家を面倒みてしまうというストーリー。ユージン・レヴィが出演。ユージン・レヴィって私が映画見始めた頃から居たけど、全然変わらないよね。「スプラッシュ」とか懐かしい。コメディ映画の名サイドキック。その若奥さんを演じるのが、デニス・リチャーズ。あのチャーリー・シーンの元奥さんである。しかも、エンディングでそのチャーリー・シーンが撮影スタジオに訪れているのが見れる。デニス・リチャーズとは繋がってたのねーと、ちょっと驚く。色々あったよねー。 まあそのユージン・レヴィとデニス・リチャーズの家族があっさりとマディアによって変えられちゃうんですよねー。えー、そんなに簡単に?と思うほどに、コロっと変わります。もう一ひねり、いやもう一癖あってもいいかなーと思う。余りにもあっさりしているから、説得力がないね。そして、マスターPの息子ロメオが出演しているけれど、ハッキリ言って空気。トム・アーノルドがこれまたいつもにも増して、意地汚い男を演じている。ちょっとしか出てこないけど、ああいう役やらせるとさすがの安定感。 今回は初めてマディアがアトランタを飛び出して、ニューヨークに行っている。前にも書いたけど、タイラー・ペリーのニューヨークの描写って、観光客の写真並に単純。 まあ、今回出た中でマディアおばさんが変えてあげなきゃいけないのは、チャーリー・シーンだと思いますけどね... 次回あったり?まさかね。 (1060本目) |
●● トリビア タイラー・ペリーの作品。マスターPの息子ロメオや、TVシリーズで有名なマーラ・ギブス、そしてベテランのジョン・エイモス等が出演。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt2215285/http://en.wikipedia.org/wiki/Madea%27s_Witness_Protection Not available from Allcinema |
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