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Cast >>James Brown, Dennis Haysbert (Narrator), Bobby Byrd, James Byrd, Fred Wesley ...
Director >>David Leaf
Writer >>Morgan Neville
Producer >>Eric Kulberg, David Leaf, Morgan Neville, Jeff Olde, Shelly Tatro , Arlene Wszalek
Genre >>Documentary
Country >>USA

 総合ポイント 4.5点/5点満点中
内容 >>4 演技 >>N/A 演出 >>4 音楽 >>5

 レビュー
"I Got the Feelin'"
1968年4月4日、テネシー州メンフィスにて公民権運動家で牧師のマーティン・ルーサー・キング・ジュニアが暗殺された。ニュースが伝えられたその夜、多くの大都市では黒人による暴動が起き、ボストンでも暴動が起きていた。次の日の金曜日、ジェームス・ブラウンのコンサートがボストンのガーデンにて予定されていた。黒人を一つの場所に集めるのは暴動を悪化する危険があったので、ボストン市長は中止を考えていた。しかしジェームス・ブラウンは違った。コンサート決行に挑んだのだった...

ソウル・ブラザー・ナンバー・ワンのジェームス・ブラウンの分岐点になったと言ってもいい程の出来事がこのドキュメンタリー映画で描かれた「ジェームス・ブラウンがボストンを救った夜」である。黒人の希望であったキング牧師が銃弾で殺された事は、黒人の人々の絶望となった。行き場のない怒りを暴動という形で発散していたのだ。そのキング牧師の死の前から、黒人のコミュニティでは怒りが溜まっていたのもある。一気に怒りが爆発したのだ。ジェームス・ブラウンもそれは十分に理解していた。しかし人気絶頂の彼のコンサートを中止してしまう事が、逆に新たな暴動を生むかもしれないと考えたのが、ジェームス・ブラウン本人とボストン初の黒人市会議員のアトキンスだった。ジェームス・ブラウンは更にコンサートで暴動を止めるように伝える事も出来ると考えていたのだ。しかし、それは中々簡単にいく事ではなかった。市長やラジオDJを巻き込み短時間で凄い状況となっていた。その事を本人達が語っていく。そしえ実際にコンサート開始だけでなく、その模様をテレビ中継する事で、その夜の暴動を抑える事に成功したのだった。

しかし演奏中に観客がステージに上がりこみ、それを抑えようとする警察と押し問答になり混乱しそうになる。そんな時にジェームス・ブラウンは警察の方を止める。そして同胞に語る「待てって!俺たちは同じ黒人だ。黒人が悪くみられて恥ずかしくないのか!」と。彼等はいそいそとステージを下りて、落ち着きを取り戻した。そしてこうやって、歌手が政治的なパワーを持っていったのだった。その証拠ドキュメンタリー。
(Reviewed >> 7/31/14:DVDにて鑑賞)

 100本映画
次の日に『Get on Up / 日本未公開 (2014)』の公開が控えていたので見ましたー。多分、この出来事は自伝映画でも大きく取り上げられるだろうなーとは思っていたので。思っていた程ではありませんが、案の定ちゃんと取り上げられておりました!という事で見ておいて正解でしたー。しかもあの大事な場面の台詞とか覚えていたので、うわーぉ!そのままじゃんかーと思いました。ジェームス・ブラウンの台詞は一緒だけど、事実はちょっと違うけどね。

タイトルの「ジェームス・ブラウンがボストンを救った夜」とは、1968年4月5日の夜を指す。マサチューセッツ州ボストンのガーデンでその日にコンサートを控えていたのだ。しかし、その前日の4月4日に、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師が暗殺されてしまう。キング牧師は公民権運動を率いた人物で、黒人の人々にとっての希望だった。そのキング牧師が暗殺された事は、黒人の人々にとっての悪夢でもあったのだ。その4日の夜は全米の各地で暴動が起きた。特に大暴動になったのが、NYやワシントンDCやシカゴやボストンという大都市であった。ボストンにはロクスベリーという黒人移住地区がある(ここから有名になったのがボビー・ブラウンも居たあのニュー・エディションである!)。しかもボストンという町はキング牧師にとって特別な町でもあった。公民権運動を開始する前の学生時代にはボストンで大学に通い、そして後の伴侶となるコレッタにあったのもボストンだったのだ。そのボストンの市長になったばかりのケビン・ホワイトは、ジェームス・ブラウン(以下JB)にコンサートの中止を呼びかけた。しかしJBは違った。コンサートに来てくれた人々だけでも暴動を止めるように自分の口から語り掛けたいと思っていたのだ。市長はボストンで黒人初の市会議員となったトム・アトキンスにほぼ丸投げする。市としては、コンサート会場からロクスベリーまでには距離があるので、コンサート会場があるダウンタウンに黒人が集まる事は危険だと判断したのだ。出来ればロクスベリー内で治めたい。しかしアトキンスは市長に「コンサートが中止になったら余計に暴動になる」と説得した。その間にこのコンサートをTV中継するという案も出た。そうすれば家でコンサートを見る事が出来て、暴動も出来ないというのだ。その話はJBが知らない所で進められていた。市はチケットの販売を中止し、払い戻しまで始める。怒ったJBは払い戻し分を市で負担するように詰め寄った。しかもJBは契約上、その日はTVに出演出来ない事になっていた。しかしボストン市がチケットの損害をJBに補償する事で、JB側もTV出演OKになるように進められた。しかし、始まる予定だった時間を大幅に過ぎてしまった。突然決まった事なので、テクニカルな問題もあった。そしてやっと始まったコンサート。ステージにはいつものバンドメンバーだけでなく、警察官の姿もあるという異様な状況であった。ショーは無事に進み、終わりが近づく頃、興奮した観客がステージに上がり始めてしまう。その観客を乱暴に突き放す警官達。こんな場面をTV中継出来ないと思ったJBは、演奏をストップさせ、警官に向かって「待て!」と叫ぶ。「こいつらは一緒に踊りたいだけなんだ」と警官を宥めた。それでも興奮する観客は次々とステージに上がってくる。そうするとJBは「待て、待つんだ!俺達はみんな黒人だろ?俺達の見栄えが悪くなってしまう。そんな事はしたくない筈だ」と少年達を宥め、彼等はステージを降りて行った。そして演奏を続け、ステージは無事に終わった。コンサートが平和的に終了したというだけではなかった。予想されていたボストンでの暴動はなかったのだった!他の大都市ではその夜も火災や暴動が続いていたのに...

という事で、もちろんJBの前にも政治的な活動をしていたアーティストは多いですが、こういう絶大的なパワーを持ったのはJBが最初と言ってもいいでしょう!自伝映画の中では3-4分位でアッサリ終わってしまいますが...自伝映画の方では犬いたけど、このドキュメンタリーでは犬は居なかったように見えますわ。この映画ではフレッド・ウェズリーとかアル・シャープトンとかアンドリュー・ヤングとかコーネル・ウエストなど等が当時を語っております!

 トリビア
キング牧師が暗殺された次の日1968年4月5日、各地で暴動が起こる中、ジェームス・ブラウンはコンサートでボストンに訪れていた。全米が混乱する中、コンサート中に暴動が起きるかもしれなかったが、テレビ中継されるその日のコンサートを続行した。
ジェームス・ブラウンの死後に制作されたドキュメンタリー映画。TVにて放映。

 その他

 受賞歴

 サウンドトラック


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 リンク
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 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt1183486/
http://en.wikipedia.org/wiki/Live_at_the_Boston_Garden:_April_5,_1968
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Last Modified: 2009-07-25
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