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●● レビュー It's Chris Columbus all the way高校生のパーシー・ジャクソン(ローガン・ラーマン)は7分も水の中に潜っている事が平気で出来たが、勉強はディスレクシアの為に伸び悩んでいた。ある日、博物館に遠足で出かけた所、代理の先生が急に姿を変え、パーシーに襲い掛かってきた。盗んだ稲妻を返せと言われたが、何のことだかさっぱり分からなかった。急いで友人のグローバー(ブランドン・T・ジャクソン)とラテン語教師(ピアース・ブロスナン)が助けに来た。二人はパーシーが半神半人のデミゴッドで、グローバーは守り人である事を知らせた。グローバーと共にデミゴッド達が住むキャンプに向かうが... ギリシャ神話と現代が融合したクリス・コロンバス監督のファンタジー作品。ピアース・ブロスナンやロザリオ・ドーソンにショーン・ビーンにユマ・サーマンと言った名前の知られた俳優達がギリシャ神話の神や英雄や怪物を演じるのが面白い。そして主人公が現代のディスレクシアを抱えているのも興味深いし、ラスベガスでクスリ漬けのようにさせられてしまうのも面白い。でも話としては簡単に分かってしまうのが残念。 なんてったって子供を主役にさせたら上手いクリス・コロンバスの映画なのである。肩肘を張らずに子供が見ても分かりやすく楽しく作っている。子供のためのギリシャ神話講座なのである。 (Reviewed >> 12/20/10:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 児童向け小説の映画化。しかも「ホームアローン」等の子供アドベンチャーを撮るのが上手いクリス・コロンバスが監督。この人の「ベビーシッターアドベンチャー」は後にオスカーにまでノミネートされてしまうエリザベス・シューの若い頃のあどけないチャーミングさも手伝って面白かった。この映画自体がもう遊び場のような空間。特にハリウッドに舞台を移した時には、ディズニーランドのアトラクションを撮影場所に使ったのかと思った位。ニューヨークからテネシー、アトランティックシティ、ラスベガス、ハリウッドの全米を回るのも面白い。私があと25歳位若かったら、どっぷりとこの世界にハマってしまうでしょうねー。残念、私の年齢。 所で「Lottery Ticket / 日本未公開 (2010)」の時に、この映画で準主役を演じているブランドン・T・ジャクソンの事を「若い頃のマーロン・ウェイアンズみたい」と書いたんですが、この映画観て更にその説を声を大にして力説したい思う。マーロンで言う所の「Dungeons & Dragons / ダンジョンズ&ドラゴンズ (2000)」だね、この映画は。ま、悪い意味でも。こういう映画でも2人共にそつが無く達者にコミカルに演じてしまう。でもそれ故に面白い奴で従順な黒人だから「トークン・ブラック」的な部分が露出されてしまうんです。上手いだけに。 ロザリオ・ドーソンが印象的。楽しんでやっている感じがチャーミングだった。逆にミスター007のピアース・ブロスナンがご愁傷様...かな。カッコイイし上手いのに。あれはなんか可哀相な気がした。ショーン・ビーンとかと比べると。いい役なんだけど... (0804本目) |
●● トリビア リック・リオーダの同タイトルの本が原作。主役の友人役でブランドン・T・ジャクソンが出演し、ロザリオ・ドーソンも出演しているファンタジー映画。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 * MTV Movie Awards2010 Nominated Best Breakout Star : Logan Lerman 2010 Nominated Best Fight |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt0814255/http://en.wikipedia.org/wiki/Percy_Jackson_%26_the_Olympians:_The_Lightning_Thief http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=335196 |
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