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●● レビュー Strings, never stop playingスティーブ・ロペス(ロバート・ダウニー・ジュニア)はロサンジェルスタイムスの記者だった。スティーブがパーシングスクエアでボーっとしていると、バイオリンを弾くホームレスの男が居た。その音色に夢中になり、二人は会話を始めると、その演奏者はナサニエル・エアーズ(ジェイミー・フォックス)と名乗った。そして名門ジュリアードに通っていたと聞き、記事になると思い調査を始めるが... ロバート・ダウニー・ジュニアとジェイミー・フォックスという同じ世代の実力派俳優が共演した作品。その2人が見せる不思議な友情関係。1人は自分の為に友情を搾取しているのではないかと責められ、1人は音楽の才能がありながらも病気に苦しんでいた。ジェイミー・フォックスは統合失調症を患った主人公の天使と悪魔の顔を使い分け、ダウニーは不思議な友情関係に悩む男を上手く演じていた。2人のスクリーンに映し出される雰囲気も絶妙だ。しかし監督の演出が懲りすぎで、音楽の素晴らしさやロサンジェルスのドヤ街の雰囲気とかが上手く出ていなかった。監督のエゴが映像に見え隠れしていた。統合失調症は難しい病気であるけれど、何となく核心に迫っていないようにも感じた。だからこそ、主人公2人の友情に固執するべきだった。 ジェイミー・フォックスとロバート・ダウニー・ジュニアの2人が奏でる絶妙な音色。美しくその弦は弾かれていく。 (Reviewed >> 8/11/09:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 Not Yet |
●● トリビア ロサンジェルス・タイムスに勤める記者スティーブ・ロペスが、実際に出会った話を記事にしたものを映画化したもの。ロペスが出会ったナサニエル・エアーズは、ジュリアード大学にて音楽を学んだエリートだったが、統合失調症になりホームレスとして生活していた。ロペスとエアーズの親交を描く。 全米公開日がディストリビューターの都合で11/21/2008→3/13/2009→4/24/2009に変更になっている。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック 1. Pershing Square2. Crazy About Beethoven 3. Paper Mache World 4. A City Symphony 5. This Is My Apartment 6. There Is No Escape 7. Falling Apart 8. Four Billion Years 9. Nathaniel Breaks Down 10. Accordion Interlude 11. The Lord's Prayer 12. The Voices Within 13. Sister 14. Cello Lesson 15. Mr. Ayers And Mr. Lopez Soundtracks from Amazon.co.jp |
●● 関連記事 |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt0821642/http://en.wikipedia.org/wiki/The_Soloist_%28film%29 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=333186 |
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