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●● レビュー Stepping to laugh, but not to heartジェニファー(クリスティ・ファリス)はテキサスの歴史ある黒人大学UTSの学生で歌手を目指していた。プロデューサーとのレコーディングを終えたが、アルバムにするにはお金が必要だと知った。お金が無く困ったが、近々キャンパスで大金が貰えるステップショーがある事を知った。それにはグリーク社交クラブに入会せねばならなかった。そんな時、同じ大学の学生でステップを有望視されているテレンス(ウェズリー・ジョナサン)に出会った。 ステップを単なるダンスだと思っている人がいると思う。グリーク社交クラブの規律を守る為のもので、ストリートで踊るダンスともまた違う。ステップマスターのチャントはクラブ内の規律、そしてダズンズにも似た他の社交クラブへの罵倒等もあったりする。ただ誰が上手いのかという問題だけでもないのが、ステップだ。ここ近年、このテーマの作品が多い。でも「ストンプ・ザ・ヤード」のように興行成績でも活躍した作品のように、殆どがそのグリーク社交クラブを真面目な側面から描写している作品が殆どだった。この作品は100%コメディだ。主人公が真面目にステップを練習している姿もないので、それはすぐに分かる。グリーク社交クラブの名前もパロディにする程。笑えるけれども高貴ではない。全てを上手くパロディにしてメッセージ性の高い高貴なコメディとした作品「スクール・デイズ」とは比べ物にはならない。ただ、主人公2人のラブストーリーとしては爽やかである。 他の映画とは違うステップへのアプローチは面白かった。笑える部分も確かに少なくはない。でも彼等のステップは何も心に残らないのも確か。 (Reviewed >> 8/26/09:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 Not Yet |
●● トリビア 最近流行りの「Greeks(大学の友好会)」が舞台のダンス青春映画。こちらは、アメリカのテレビ番組で有名になった俳優が多く出演している。90年代の「Family Matters」のパパ役だったレジナルド・ベル・ジョンソンが息子役だったダリアス・マクラリー(製作も担当)と娘役だったケリー・ウィリアムスと再共演を果たしている。また、ウィル・スミス主演のシットコム「Fresh Prince of the Bel Air」のウィルの叔父役だったジェームス・エイブリーに、「The Parkers」のモニークと、モニークが追いかけていた教授役のドリエン・ウィルソンも出演。また、アンソニー・アンダーソンやファイゾン・ラブ、カリル・ケインも参加。元B2Kのメンバーも参加している。監督は、俳優としても映画「The Replacements」等に出演している巨漢のマイケル・タリフェロ。製作後に他界している。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://imdb.com/title/tt0826751/Not available from Wikipedia Not available from Allcinema |
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