9071
Cast >>Columbus Short (DJ), Brian J. White (Sylvester), Ne-Yo (Rich Brown), Harry J. Lennix (Uncle Nate), Meagan Good (April), Darrin DeWitt Henson (Grant), Jermaine Williams (Noel), Chris Brown (Duron), Lil C. (Brother Bucc) ....
Director >>Sylvain White
Writer >>Robert Adetuyi, Gregory Ramon Anderson
Producer >>Rob Hardy, William Packer ...
Genre >>Musical
Country >>USA
Release (US) >>01 / 12 / 2007
Release (JP) >>09 / 15 / 2007

 総合ポイント 4点/5点満点中
内容 >>4 演技 >>3 演出 >>5 音楽 >>4

 レビュー
Steppin' to the new own place
DJ(コロンバス・ショート)とD(クリス・ブラウン)は、LAでダンスで賞金稼ぎをしている兄弟だった。ある戦いの場で負けた相手が、その腹いせに喧嘩になりDが銃で倒れた。Dを抱きかかえたままのDJは、その場に残った為に逮捕された。それによりDJはアトランタの伯父の家に行き大学に通う事となった。そこで、DJは初めてFraternity(兄弟社交クラブ)のステップを見て...

正直最初の10分間に対してだけは、納得がいかない。DJとDがクランプを取り入れたダンスバトルの後に喧嘩になる。「Breakin' vs. Krumpin'」というドキュメンタリーを見れば、クランプのダンサー達はあくまでも会場でダンスだけで勝負をする。ちから任せに暴力で解決する事はない。それは「Rize」でもあったように、暴力から逃れる為に始めたのが、「クランプ」というダンスだからだ。しかもその「Rize」に出演していたダンサーが出ているのを見ると尚更残念に思う。
DJがアトランタに到着してからは、どんどん面白くなる。正直見る前までは在り来たりの青春映画とも思っていた。所が、「ドラムライン」程の見ごたえある作品になっていた。DJが兄弟のDを失った後にダンスや人生の失望を抱えて、新しい居場所を見つけるまでの物語が、上手く「大学」という舞台にマッチしている。アメリカの大学には伝統的にFraternityが存在し、今までにもスパイク・リーの「School Daze」などでもその存在や中身が紹介されてきた。今までよりも一層「兄弟愛・規律・協調」と言ったFraternityの良さが出ていた、さらにDJが一番必要としていたのもその「兄弟愛・規律・協調」だっただけに内容にピッタリとくる。またDJは、大学に通う事で自信を取り戻す。しかも今ぽい青年が大学生活で少し大人になり変わるが、自分の信念を大人(システム)に向かって通すのには共感を覚える。
台詞や設定もいい。なぜか線路が多いLAの街で、兄弟が線路を見ながらこう言う。「この線路どこまで繋がってるのかな?」「日本だよ」。日本はLAに住む彼等にとって良く見かける人達で知ってはいるものの、遥か遠い国なんだろうなーと思った。
カメラも彼等がステップを刻むと、そのリズムで軽く揺れているのもいい。細かい部分では「ドラマライン」よりも細かく丁寧に作っているように思える。ただ、ダンスにこだわったせいか、演技は今ひとつだったのが残念だが、俳優達それぞれの魅力でそれを補っているようには思えた。

辻褄合わせの為の設定にやや残念な感じは受けるが、それでもラストは読めるが見ごたえあるし、上手い内容だった。大人への成長ストーリー、上手く新しさと伝統を取り入れた、誰の心にも踏み込んで(Step)くる作品。
(Reviewed >> 5/16/07:DVDにて鑑賞)

 100本映画
Not Yet

 トリビア
ロサンジェルス出身のDJが、アトランタの大学に進学してからの青春ダンスストーリー。シンガーのNe-Yoとクリス・ブラウンが出演しているのも話題。主演は、「ユー・ガット・サーブド」にダンサーとして出演していたコロンバス・ショート。「ロール・バウンス」のミーガン・グッドや「モー・マネー」のハリー・J・レニックス、テレビシリーズ「Soulfood」のダリン・ヘンソンや「Rize」のクランプダンサーであるLil C、Tight EyezにMiss Prissy等も出演している。

 その他

 受賞歴

 サウンドトラック
1. Go Hard Or Go Home - E-40
2. Vans - The Pack
3. Poppin' - Chris Brown
4. Sign Me Up - Ne-Yo
5. The Champ - Ghostface Killah
6. Walk It Out - Unk
7. Pop, Lock & Drop It - Huey
8. The Deepest Hood - Al Kapone A.K.A. Kapeezy
9. Come On - Bonecrusher
10. Supermixx's Black In the Building - Public Enemy
11. Storm - Cut Chemist
12. In the Music - The Roots
13. Ain't Nothing Wrong With That - Robert Randolph & The Family Band
14. Bounce Wit Me - R.E.D. 44

Soundtracks from Amazon.co.jp

 関連記事

 リンク
US Official SiteJP Official Site

 インフォサイト
http://imdb.com/title/tt0775539/
http://en.wikipedia.org/wiki/Stomp_the_Yard
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=328120

 関連商品(アマゾン)
DVD or VHS
from Amazon.com
Blu-Ray
Not Available
Video On Demand
Not Available
Book
Not Available
Soundtrack
from Amazon.com
from Amazon.co.jp
Not Available
Not Available
Not Availablefrom Amazon.co.jp
Privacy Informationプライバシーについて

ネットフリックス
Not availableNot available

Last Modified: 2006-11-18
>> HOME