1888
Cast >>Merry Clayton, Darlene Love, Lisa Fischer, Judith Hill, Tata Vega, Claudia Lennear ...
Director >>Morgan Neville
Writer >>
Producer >>Gil Friesen, Caitrin Rogers
Genre >>Documentary
Country >>USA
Release (JP) >>12 / 14 / 2013

 総合ポイント 4.75点/5点満点中
内容 >>5 演技 >>N/A 演出 >>4 音楽 >>5

 レビュー
"There's nothing between your soul and your ability and your body and them"
世界的大スター達の斜め後ろでずっと歌い続けてきたバック・シンガー達にスポットライトを当てたドキュメンタリー映画。

名曲にフックは欠かせない。そのフックを歌うのは、大抵レコードジャケットに名前が載っているスターじゃなくて、ジャケットの後ろの方で小さな文字で確認しなければならないバックボーカリストが歌っている。彼女・彼等は、時にはスター以上に実力がありながら、ソロシンガーとして活躍出来た者はほんの一握りだ。その中から大スターとなったルーサー・ヴァンドロスみたいな人もいるが、大抵のバックボーカリストにとって、それは現実的ではなかった。リサ・フィッシャーのように、ソロになってグラミーを取りながらも、バックボーカリストとして戻ってくる人も居る。そしてダーレン・ラブのように途中で掃除の仕事をしながら、その後に見事に復活した者もいる。クラウディア・リニアのように、時の人になりながらも、今は学校の先生をしている人も居る。彼女達はスターになる条件が足りなかったのだろうか?自問自答していきながら、バックボーカルという職業を考えていく。

名曲の忘れがたき影の声。その声たちは、間近でその名曲の完成を見届けながら、自らは名曲を作る事が出来なかった。自分の夢に向かっていく上で、背中を押されたような瞬間もあるが、多くは厳しい現実を叩きつけられる。とても深いメッセージがこめられた重い歌声である。
(Reviewed >> 1/15/14:DVDにて鑑賞)

 100本映画
今年のアカデミー賞のドキュメンタリー部門にノミネートを果たした作品。その前に滑り込み鑑賞。というか、ちょうどアメリカではDVD化。タイミングがよろしいですね!

このドキュメンタリーは邦題の通り、バックコーラスの人たちを追った作品。そして原題通り、彼女達のスターダムへはあとちょっとの距離。もちろんバックコーラスには男性もいるけど、ここでは主に6人の女性バックコーラスを追っていく。6人とは、先駆者的なダーレン・ラブ、ローリング・ストーンズの「ギミー・シェルター」でお馴染みのメアリー・クレイトン、ソロ活動も記憶にあるリサ・フィッシャー、ティナ・ターナーのバックだったクラウディア・リニア、今でも現役タタ・ヴェガ、これから活躍するであろうマイケル・ジャクソンの最後のツアーのバックだったジュディス・ヒル。その6人の歴史が語られていく。それぞれ6人の歴史が、まあ面白い!ダーレン・ラブは、まさに「The Five Heartbeats / ファイブ・ハートビーツ (1991)」的な物語を地でいったタイプ。歌を諦めて、一時期家政婦的な仕事までしていたとは驚きだ。メアリー・クレイトンの「ギミー・シェルター」の回想録も面白いし、旦那さんに「スウィート・ホーム・アラバマ」に参加する事をススメられた話もいい。リサ・フィッシャーのソロは何となく覚えている。グラミーまで取ったのに、ソロアーティストとしては長続きしなかった。スーパースターになる事は、歌が上手い事だけじゃダメだと思わされる。だけど本当に歌が上手いというだけで、成功してきた歌手も沢山いる。こればかりは、どうしてそう分かれてしまうのか、謎なレベル。まあ個性なんだろうね。やっぱり。リサ・フィッシャーはバックシンガーとしての才能や個性はあるんだけど、ソロとなったときにそれをリードするだけの個性が無かった。また時代もあったんだろうね。ルーサー・ヴァンドロスは同じくバックボーカルから、ソロシンガーとなり大成功を収めた1人。やっぱりルーサーには断固とした才能と、バラードやらせたら世界一という個性があったものね。結婚式で絶対に掛けたいもん、ルーサーの曲。幸せの門出には、ルーサーの歌声だよ、絶対!幸せな歌声だもの。

と、もう1人気になったのが、クラウディア・リニア。アイク&ティナ・ターナーのジ・アイケッツのメンバーだったクラウディア。美貌でもあり、プレイボーイに載った事もある程。ローリング・ストーンズの「ブラウン・シュガー」は彼女の事を歌っていると言われている。当時の写真を見ると、そのミック・ジャガーとはとても仲が良かった事が伺える。当時の所謂「It Girl」だったのでしょう。彼女もソロアルバムを出したけど、ソロでは売れなかった。そんな彼女は、すっぱりと芸能界を諦めて、学校の先生になっていた!しかも音楽じゃなくって、スペイン語の先生!!

そんな彼女達の成功や失敗を受けて、今注目と期待を集めるのが、ジュディス・ヒル。マイケル・ジャクソンのツアーのバックに選ばれ、マイケルの追悼で「ヒール・ザ・ワールド」を歌った彼女。彼女の母親は日本人。我々と同じ背景が彼女にもある。そんなジュディスは小さい頃から教会で、スライ・ストーンの妹ローズ・ストーンの元で歌っていた。両親もミュージシャン。その彼女の両親のセッションが、ボーナス映像では見れますよ!お父さんがやる気満々!

良質な黒人音楽映画に必ず感じてしまう、時代背景もあってビタースイートななんとも言えない感情を沸き起こしてくれる作品。しかし、改めてルーサー・ヴァンドロスが如何に偉大だった事に気付かされた!ルーサー!!

 トリビア
ビックスター歌手の20フィート後ろで活躍しているバック・コーラスについてのドキュメンタリー。レイ・チャールズやローリング・ストーンズのバックコーラスのメリー・クレイトン、ルーサー・ヴァンドロスやビリー・オーシャンのバックコーラスだったリサ・フィッシャー、マイケル・ジャクソンのバックコーラスだったジュディス・ヒル等が出演している。
2013年のサンダンス映画祭にて公開。そしてその映画祭で一番最初に売れた作品でもある。

 その他

 受賞歴

 サウンドトラック
1. Walk On The Wild Side
2. Slippery People
3. Nobody's Fault But
4. He's A Rebel
5. Space Captain
6. Gimme Shelter
7. Sure On This Shining Night
8. Let's Make A Better World
9. Young Americans
10. Southern Man
11. Desperation
12. A Fine, Fine Boy
13. Lean On Me

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 リンク
US Official SiteJP Official Site

 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt2396566/
http://en.wikipedia.org/wiki/20_Feet_from_Stardom
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=346609

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Last Modified: 2013-01-25
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