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Cast >>Craig Robinson (Wade Walker), Kerry Washington (Grace Peeples), David Alan Grier (Virgil Peeples), S. Epatha Merkerson (Daphne Peeples), Kali Hawk (Gloria Peeples), Tyler James Williams (Simon Peeples), Diahann Carroll (Nana Peeples), Malcolm Barrett (Chris Walker), Melvin Van Peebles (Grandpa Peeples), Kimrie Lewis-Davis (Meg) ...
Director >>Tina Gordon Chism
Writer >>Tina Gordon Chism
Producer >>Stephanie Allain, Ozzie Areu, Paul Hall, Matt Moore, Tyler Perry
Genre >>Comedy
Country >>USA
Release (US) >>05 / 10 / 2013

 総合ポイント 4.5点/5点満点中
内容 >>4 演技 >>5 演出 >>4 音楽 >>5

 レビュー
Shall be the truth, the whole truth and nothing but the truth, so help me God...
ウェイド・ウォーカー(クレイグ・ロビンソン)は子供達にお漏らしをしないように歌で教えるカウンセラーのような事をしていた。恋人のグレース・ピープルス(ケリー・ワシントン)に何度もプロポーズしようとしていたが、中々言い出せずにいた。週末にまたプロポーズをしようと考えていたが、グレースは家族と会いに別荘に行くという。そしてなぜかグレースはウェイドに家族を会わせないようにしていた。またもや見送るウェイドだったが、弟クリス(マルコム・バレット)のアドバイスもあって、グレースを追いかけてピープルス家に会いに別荘に乗り込むのだったが...

「ドラムライン」や「ATL」等の脚本家ティナ・ゴードン・チズムの初監督作品。なぜかタイラー・ペリーが制作者として参加している。TVシリーズなどで人気のクレイグ・ロビンソンが初主演。お相手はTVシリーズ「スキャンダル」も好調のケリー・ワシントン。黒人版「ミート・ザ・ペアレンツ」等とも言われているが、それともちょっと違う趣。黒人社会にもある階級の違いよるヒエラルキーも伺えられるので、「Jumping The Broom / ジャンピング・ザ・ブルーム 〜恋と嵐と結婚式〜 (2011)」的な部分も感じられる。でもこの映画の一番の面白さはクレイグ・ロビンソンだ。彼のなんとも言えないチャーミングさがたっぷりである。テディベアぽい憎めなさ。彼がヘマする度に面白い。得意の歌すら面白い!ウェイドは彼の為にある役とも言える。そして昔「ブランクマン」という映画で、そんな感じの憎めない兄を演じていたデビット・アラン・グリアが、今回は頭の切れる頑固な父を演じているのも面白い。彼のマルチな才能を発揮している。

話は前にも見たような...でも、このクレイグ・ロビンソンとデビット・アラン・グリアの魅力はオリジナルだ!2人の化学反応に劇場でケラケラと笑ってしまうのだ。
(Reviewed >> 5/12/13:劇場にて鑑賞)

 100本映画
世間の評判はイマイチだけど、割りと面白かった系ー。ま、imdbのブラックムービーに関しての得点は気にするな!レイシストとまでは言わないが、あそこのユーザーはブラックムービーに関しては無知というか、興味がない奴が多い。という事で、私は日曜に見に行ったので、教会帰りと分かるスーツ系(うちの義母に言わせるとサンデー・クローズ)の黒人家族ばかりでした。というかね、アメリカにはオン&オフで8年位、色んな所に住んできて、しかも映画なんて何百回と観てきているんだけど、私以外オール黒人だったのは初めて。今までどんなに真っ黒な映画見ても一人位、白人とかメキシカンとか居た。彼らと見るのは面白いです。どこが彼らのツボなのか分かるので、書く時に役立つ。アメリカで見る醍醐味ね。

レッド・フォックス→リチャード・プライヤー→エディ・マーフィ→ウェイアンズ家→マーティン・ローレンス→クリス・ロック→デイブ・シャペル→キャット・ウィリアムス...と続いてきた、スタンダップコメディアン(所謂漫談家みたいなもの)の歴史を築き時代を担ったレジェンド達の流れはこんな感じだと思う。そして今はなぜかケビン・ハートに風向きが向いている。ライブやれば当たるし、TVシリーズ始まれば当たる。でも何故か私はその風潮に乗れていない。いや、面白いとは思うよ。でもリチャード・プライヤーやエディ・マーフィ、そしてデイブ・シャペルのようになれるか?というと、うーーーんと思ってしまう。私はどちらかというと、この映画の主役のクレイグ・ロビンソン派。とにかく面白い!魅力的。下手に歌が上手い。何か使える。何か使えるといえば、TVシリーズ「ザ・オフィス」のレギュラーだったし、これから公開の「This Is The End / 日本未公開 (2013」でも、錚々たる今が旬のコメディアンの中のトークン・ブラック(無理矢理黒人一人に役を与える)でも違和感ない!もはや順当だわ!と思わせてしまう存在感。ケビン・ハートだと、そうはいかないんだよね。黒人映画の主役ではあるけど、「This is the End」みたいな映画では仲間には入れない。実際にケビン・ハートは「This is the End」に出演しているけど、ジェームス・フランコやジョナ・ヒルの仲間じゃない。彼らと仲間でも違和感無いのは、クレイグ・ロビンソンなのだ!かと言って、彼の場合はオレオ君(外は黒でも中は白)的な、黒人が嫌う黒人って訳でもない。だからクレイグ・ロビンソンは使える君なのだ。そんなクレイグ・ロビンソンが主役の映画。

クレイグ・ロビンソンが演じてきたのが、ウェイドという男。子供相手に「お漏らしする前に言いましょう!(Speak it! don't leak it!)」という曲を歌う男。カウンセラー的。なぜ「的」かというと、ライセンスとか資格は持っていないからだ。ケリー・ワシントンが演じている恋人グレースにプロポーズをしようとしているが、悉く失敗の連続。今度の週末こそ!と試みるも、グレースは恒例の家族に会いに別荘へ出かけてしまうという。それならば、俺も連れて行って!とウェイドは言うが、グレースはなぜか色々と理由をつけて断る。グレースの父親が連邦判事の偉い人で、グレースの結婚相手にはうるさい。で、弟のクリスに相談すると、クリスはその別荘まで追いかけろ!とアドバイス。単純なウェイドは別荘まで追いかけていく!

となると、「ミート・ザ・ペアレンツ」を連想させられる。確かに似ている。でも実はそれより深い。確かに「ミート・ザ...」の時のように、頑張っている結婚相手の失敗にケラケラと笑ってしまう。しかし黒人社会にもあるヒエラルキーとか、タブーとかが隠されている。結婚相手の家族の階級の差による、生活仕様の差。それによる偏見。上の階級の人たちは他の人種と同じように、なぜか黒人男性を犯罪者と推定してしまう。そしてグレース家には沢山の秘密がある。家族の中でも我慢して隠し続けている。他の人が踏み込んでこなければ、彼らはそのまま秘密がある家族を保っていくだろう。だけど、ウェイドが入ってきた事で「Speak it! don't leak it!」になる訳です。秘密が惨めに洩れる(Leak)する前に、話して(Speak)って事。この辺が上手い!

これまたクレイグ・ロビンソンがそのウェイドを上手い事演じている訳ですよ。本当に憎めないチャーミングなへんちくりんな男性。クリスの職場(人形を直す病院)で、トラ(ライオンだったっけ?)の人形を抱きしめながら話していたり、グレースのママがドナ・サマー的な元ディスコクイーンで彼女の衣装の派手な帽子を被りながら歌う姿とかは、本当に魅力的だった!ああいう奴なら、そりゃケリー・ワシントンも惚れる筈!頑固な父を演じたのが、デビット・アラン・グリア!といえば、私が大好きなデーモン・ウェイアンズの相棒的存在。デーモンとは本当に相性が良い人。その二人で作ったのが「Blankman / ブランクマン・フォーエバー (1994)」。その中で、グリアはこの映画のウェイドに負けない位に魅力的なドジっ子兄を演じてたよね。更にはさ、あのスイートバック事「Sweet Sweetback’s Baadasssss Song / スウィート・スウィートバック (1971)」のメルヴィン・ヴァン・プープルズがお爺ちゃん役!ケープ付けて登場する所とか、滅茶苦茶可愛い!スイートバック→ブランクマンのアザー・ガイ→ウェイド的なのがいいね。

しかーし!この映画は興行成績的にもイマイチらしい。いちようタイラー・ペリーが制作に加わっているんだけど、全然面白そうじゃなかったペリーの最新監督作「Temptation: Confessions of a Marriage Counselor / 日本未公開 (2013)」よりもかなり悪い成績。これはイカーーン!更には、計画されていたクレイグ・ロビンソンのTVシリーズもキャンセルになったらしい。クレイグ・ロビンソンはなんか不運続きだけど、私は応援するよ!とにかく、みんなこの映画観るべき!ちなみに教会帰りの黒人家族の皆々様も、終始ゲラゲラと大笑いしておりましたよ!

 トリビア
「ATL / 日本未公開 (2006)」や「Drumline / ドラムライン (2002)」の脚本家ティナ・ゴードン・チズムが初めて監督に挑む作品。ケリー・ワシントンとクレイグ・ロビンソンが主演。ダイアン・キャロルやメルヴィン・ヴァン・ピープルスというベテランも参加。タイラー・ペリーが制作で参加している。
全米公開日が3/29/2013から5/10/2013に変更。
タイトルが「We the Peeples」から「Peeples」に変更。

 その他

 受賞歴

 サウンドトラック
1. Craig Robinson - "Speak It (Don't Leak It!)"
2. Tyler James Williams - "Drawers on the Floor"
3. Maxayn Lewis - "Turn You On"
4. Aaron Zigman - "Sweat Lodge"
4. Aaron Zigman - "Run Chickens Run"
5. Craig Robinson, David Alan Grier, & Maxayn Lewis - "Speak It (Don't Leak It!) Reprise"

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 リンク
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 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt1699755/
http://en.wikipedia.org/wiki/Tyler_Perry_Presents_Peeples
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Last Modified: 2010-11-28
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