Half Baked / ハーフ・ベイクト (1998)

●^●　総合ポイント　4点／5点満点中

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●^●　レビュー

デイブ・シャペルの頭ん中
サーグッド（デイブ・シャペル）は、9年生の時に友達3人とマリファナを吸って以来、ずっと夢中になっていた。成人してからも4人は、それぞれ仕事を持ちながら一緒に生活していた。ある日仲間のケニー（H・ウィリアムス）が糖尿病の警官の馬に知らずに飴を挙げてしまい、警官殺しの罪でケニーは刑務所送りになった。サーグッドと仲間は、ケニーを救う為に奮闘する。そんな中、サーグッドはメリー・ジェーン（R・トゥルー）に出会い...

馬が糖尿病。それだけで、デイブ・シャペルの思想に興味を持つ。普通じゃ考えられない事ばかりが、映画では現実に起こる。マリファナの功名（？）なのか...　マリファナ映画として良く知られている作品だけれど、素の人でも十分に楽しめる。いや、素でも十分に面白い。それでいて、「タスキーギ実験」なんていうインテリ（？）な台詞まで飛び出す。そのアンバランスな所も、デイブ・シャペルの面白さかもしれない。それでいて、理想の女性の名前が「メリー・ジェーン・ポットヘッド」。マリファナネタ一直線。
デイブ・シャペルの頭ん中は、一般人の私には到底想像を遥かに超えてしまっているのだけど、そんな私にでも十分、十二分に楽しめる。天才とバカは紙一重。デイブは、紙一重さも面白がる、コメディの天才の域に居る人。

(Reviewed >> 10/13/06：DVDにて観賞)

●^●　トリビア

テレビで放映された邦題は「ミスター・ナイスガイ／保釈金大作戦」。
70年代終わり頃にあったチーチ＆チョンの「マリファナ」映画にインスパイアーされて出来た映画。デイブ・シャペルと、その相棒的なニール・ブレナンが脚本を書いた。後にデイブが「アクターズスタジオ」に出た際に、脚本を書き直されたとかで、映画への不満を口にしている。

●^●　サウンドトラック

1. Along Comes Mary - Bloodhound Gang
2. Virgin Girls - Smash Mouth
3. Love That's Real Suite - Luscious Jackson
4. We Are Dumb - Home Grown
5. Marbles (Why You Say Yes...?) - Black Grape
6. Seasons Change - Days Of The New
7. Farmyard Connection - The Specials
8. The Pusher - Cowboy Mouth
9. We Know - DJ Milo And Tricky
10. (I'm In Love With You) Mary Jane - Coolio
11. I Get Lifted - UB40
12. Who's Got The Light? - Cibo Matto
13. Flyin' - Tom Tom Club And Nonchalant
14. Pack The Pipe - The Pharcyde

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